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dmobileとは?料金プランや通信エリア・運営会社についても解説!

dmobileとは?料金プランや通信エリア・運営会社についても解説!

※本記事を執筆する上で対価は頂いておりません。正確性を重視し、よく調査をした上で執筆をしております。

  • dmobileって何?
  • dmobileの料金プランや通信品質について知りたい。
  • 運営会社はどんな会社?
  • dmobileを利用する前に色々確認したい!

通信回線の乗り換えを検討している人
通信回線の乗り換えを検討している人

今回はこのような疑問を持っている人向けの記事です。

dmobileは、日本電気通信事業株式会社(Japan Telecommunications Business Crop. = JTBC)が提供する格安SIMサービスです。

この記事では、dmobileの特徴や料金プラン、通信エリア、そして運営会社について、どこよりも正確に解説します。

dmobileとは?

dmobile

引用元:https://www.dmobile.jp/

dmobileは、日本電気通信事業株式会社(JTBC)が提供するdocomo回線を使用している格安SIMサービスです。

2024年6月にサービスが開始されています。

ユーザーのライフスタイルに合わせた多彩な料金プランが特徴です。

データ通信と通話の両方に対応し、大容量データプランやかけ放題プランなどが選べます。

通信エリアも広くカバーされており、5Gにも対応予定です。

dmobileを運営する会社はJTBC(日本電気通信事業株式会社)

dmobileの運営会社は、日本電気通信事業株式会社(JTBC)です。

日本電気通信事業株式会社の会社概要

引用元:https://www.jtbc.info/company

JTBCは、2024年に設立された福岡市に本社を置く企業で、主に格安SIMサービス「dmobile」の提供を行っています。

音声通話やデータ通信に対応したSIMカードやデータ専用SIMを販売しており、個人・法人向けの通信プランを展開しています。

昨今、ワイモバイルやUQモバイルなどの様々な格安スマホブランドが登場していますが、JTBCも同様に格安スマホ回線のブランド(dmobile)を扱う会社です。

「dmobile」はDmobileや日本通信SIMとは無関係

「dmobile」や「日本電気通信事業株式会社」と似たサービス名や会社名があるので、それらと混同しないように注意しましょう。

「dmobile」に似たサービス名としては、「Dmobile」というものがあります。

Dmobile」は、日本国内で手軽にインターネット利用出来るSIMカード及びWiFiルーターをご提供しています。AQUASIA CO.,LTD.(D-store)という会社が運営しています。「dmobile」とは、無関係のサービスです。

「日本電気通信事業株式会社」と似たサービス名としては、「日本通信SIM」というものがあります。

日本通信SIM」は、日本通信が提供する格安SIMサービスです。大手キャリアのオンラインブランドに対抗し、「合理的プラン」と呼ばれるコストパフォーマンスに優れた料金プランを提供しています。「日本電気通信事業株式会社」とは、無関係のサービスです。

dmobileの料金プランは?

dmobileは、利用者のライフスタイルに合わせた様々なプランを提供する格安SIMサービスです。主なプランには、以下があります。

dmobileX

dmobileX

1日4GBまでのデータ通信が可能で、月間120GB相当の容量を提供。データ通信量が多いユーザーに最適です。

dmobileN

dmobileN

1日3GBの通信が可能で、午前0時から午前8時の間の通信はカウントされません。夜間の利用が多い方向けです。

※dmobleNを一度契約すると、他のプランの変更ができないことは注意が必要です。

dmobileL

dmobileL

1日2GBのデータ通信と24時間かけ放題を含むプランで、頻繁に通話を利用する方におすすめです。

dmobileM

dmobileM

1日1GBのデータ通信に加え、5分間のかけ放題通話が付いており、通信と通話をバランスよく使いたい方に向いています。

dmobileS

dmobileS

月間3GBのデータ通信が可能な、シンプルでコストパフォーマンスに優れたプランです。

dData4 / dData1

dData4
dData1

データ専用SIMとして、1日4GBまたは1GBまでの通信が可能なプランがあり、音声通話を必要としないユーザーに適しています。

いずれの音声プランともにオプションで留守番電話や割り込み通話機能を追加することができ、初期費用として登録手数料とSIMカード発行手数料が必要です。

利用者は、用途に合わせた最適なプランを選択することで、通信費を効率的に抑えることができます。

初期費用や通話料金について

dmobileの契約には、初期費用として初期事務手数料1,100円(税込)とSIMカード発行手数料3,300円(税込)がかかります。

通話料金プランには、5分、10分、24時間かけ放題のオプションがあります。

さらに、留守番電話機能や割り込み通話機能を各330円(税込)で追加できます。

全てのプランには最低利用期間12か月が設定されており、期間内に解約する場合は1,078円(税込)の契約解除料が発生します。

用途に応じた豊富なオプションが用意されています。

dmobileの通信エリアは?

dmobileの通信エリアは、ドコモの回線を利用しているため、ドコモの通信エリアと同様に広範囲にわたってカバーされています。

これにより、都市部から地方まで、安定した通信が期待できます。詳細なエリアマップは、NTTドコモの公式サイトで確認できます。

ちなみに、dmobileの公式サイトでは、電波が弱くなりやすい場所と状況について下記のようなことが記載されています。

電波が弱くなりやすい場所

  • オフィス街などのビルが密集した場所
  • ビルや住宅などの建物内部
  • 地下空間
  • トンネル内
  • 車や電車などでの高速移動中
  • 起伏の多い地形
  • ドコモのサービスエリア外や電波の届きにくい場所

電波が弱くなりやすい状況

  • 同一エリアで多くの人が同時に利用している場合
  • 携帯電話会社の基地局に不具合が生じている場合
  • 携帯端末の故障や不調
    ※利用エリアでのアンテナ工事なども影響する可能性があります

とはいえ、これらは、他の格安スマホでも当てはまることが多いかと思います。

実際の通信速度はどれくらい?

実際の通信速度は、場所や環境によって変動するため、具体的な数値は定まっていませんが、実際のdmobileの使用者(福井県在住)に確認したところ、下りは、36Mbps、上りは9.9Mbpsということでした。

dmobile回線速度

これは、普通にネットを利用する上で十分な速さです。

スマホで動画を視聴する際の必要な回線速度は、上りは約1Mbpsで十分ですが、下りは視聴する画質によって異なります。

標準画質の動画であれば、下り3Mbps程度で問題なく視聴できますが、より高画質の動画を楽しむ場合は、下り5Mbps以上の速度が必要です。

dmobileで問題なく、動画を視聴することができます。

※ベストエフォート型サービスのため、通信速度は保証されているわけではありません。

dmobileのメリット・デメリット

dmobileの特徴にはメリットとデメリットがあり、どちらも理解しておくことが大切です。

柔軟なプランと大容量データ通信は魅力的ですが、一方で通信制限や契約期間の縛りも存在します。

ここでは、dmobileの利点と欠点について詳しく解説しますので、契約を検討する際の参考にしてみてください。

メリット

dmobileの主なメリットは、プランの柔軟性と大容量データ通信が可能な点です。

例えば、dmobileXは1日4GB、月間120GBのデータ通信が可能で、dmobileNでは、夜間(0時〜8時)のデータ使用が制限外となり、データ量を効率的に活用できます。

また、オプションサービスとして、留守番電話や割り込み通話などが手軽に追加可能で、自分のニーズに合ったプラン構成がしやすい点も魅力的です。料金も手頃で、契約解除料も抑えられています。

デメリット

一方で、dmobileのデメリットは、通信制限や契約期間の縛りです。

dmobileX,M,L,Sについては、1日(※)のデータ使用量を超えたら、速度が200kbpsに制限されるため、快適な通信ができなくなります。

dmobileNについては、1日(※)の通信データ量が3GBを超えた場合、当日の通信速度が送受信最大128kbpsになります。

※日本時間で午前0時00分~午後11時59分59秒までを1日とする。

また、最低利用期間が12ヶ月設定されており、期間内に解約すると契約解除料が発生します。

初回請求時には初期事務手数料やSIMカード発行手数料がかかるため、契約時に一定の初期コストが必要です。

とはいえ、1日のデータ使用制限は、考え方によってはメリットとなります。他社の多くの通信プランは、月毎にデータが制限されています。

月毎にデータ容量が割り当てられていると、もし20日の時点でデータ容量を全て使い切ってしまうと、残りの10日ほどは、低速で過ごすか、ギガを購入することになります。ギガを追加で購入する場合は、大抵、割高で買うことになります。

dmobileなら、使い過ぎても24時を過ぎたら、復活します。こちらの方が管理をする必要性があまりないので、利用のストレスも少ないという人も多いでしょう。

初期費用に関しては、どこの格安スマホもあることなので、dmobileだけのデメリットという訳ではありません。

dmobileについてのよくある質問

dmobileについて、よくある質問をまとめました。

対応機種は?

dmobileは、iPhone 6からiPhone 16までの端末で動作確認が行われています。

Androidについては、SIMフリーであれば使えるかと思いますが、すべての機種で動作確認が実施できていないため、特定の機種についての動作保証はされていないようです。

SIMカードのサイズ・種類は?

マルチカットSIM(マルチUSIM)に対応しており、端末に適したサイズを選んで挿入することができます。サイズは自分で調整可能です。

速度制限がかかった場合の通信速度は?

各プランには異なるデータ制限が設けられており、1日または月間のデータ量を超えると通信速度は最大200Kbpsに制限されます。翌日の0時に制限が解除されるプランも多いです。

5Gは対応しているのか?対応予定はあるのか?

5Gの正式対応は予定されていますが、現在は導入の目途が立っていません。最新の情報を待つ必要があります。

対応している支払い方法は?

支払い方法は、原則クレジットカードですが、カードをお持ちでない方でも、ある一定の条件を満たした方は振込や振替が選択できます。

「振替」を利用する際、初回のみシステム登録手数料として550円(税込)がかかります。この手数料は、初月の請求と一緒にお支払いとなります。

まとめ

dmobileは、日本電気通信事業株式会社が提供する格安SIMサービスで、ユーザーのニーズに応じた多彩なプランが特徴です。

メリットとしては、柔軟な料金プランと大容量のデータ通信があり、データ使用量に応じてプランを選択できます。

docomo回線を利用しているため、広範な通信エリアカバーも魅力です。

自身のライフスタイルにマッチすると思うなら、検討の余地は十分にあるでしょう。

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てぃかし プロフィール画像

てぃかし

当ブログの運営責任者。 エンジニア、プログラマー、YouTuber、ブロガー、Webマーケター。 1987年生まれ。 滋賀県出身。 同志社大学 工学部 エネルギー機械工学科 卒業。 滋賀に18年、京都に4年、大阪に3年半、東京に7年ほど移り住む。 その後、滋賀に戻り、これまでの経験をもとにフルリモートで様々な仕事をこなしている。 経験した仕事は、数学の塾講師、マーケティングコンサルタント、エンジニア、SEOコンサルタント。個人では、ブログ運営、YouTubeの企画・撮影・動画編集を1人で行なっている。 YouTubeでは主にプログラミングスクールの体験談やエンジニア転職の方法を実体験をもとに配信することから始め、人生で役立つハウツーを発信。 blogでは、YouTubeでは話さない役立つ内容やお得情報を執筆。 プログラミングスクール「テックキャンプ」のアンバサダーに認定され、テックキャンプアンバサダーとして、テックキャンプ関連の情報発信や相談も行なっている。

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