- 将来、高収入でリモートもできそうな仕事をしたい。
- IT系のエンジニアってどうなのかな?
- エンジニアになるには何から始めたらいいのだろう?
- 独学でいいのかな?プログラミングスクールは通うべき?
今回はこのような疑問をお持ちの方に向けた記事です。
どうも!プログラミング未経験からエンジニア転職をした経験がある てぃかし です!
僕は、新卒で塾講師をしていた過去があり、当時、肉体的にも負担のある講師の仕事を続けていくことに不安を感じていました。
また、塾業界自体、勤務時間の割りにもらえる給料が少なくて、金銭的にも不安を感じていました。
そこで色々考えた結果、「エンジニアになる」ことを決意し、最初は思うような転職ができなかったのですが、最終的に自社サービスの開発に携われる企業に転職することができました。
失敗経験と成功体験の両方があるからこそ、その分、お伝えできる内容も濃くなっています。
僕のことをよく知らない人は、ぜひ一度、自己紹介をお読みください。
てぃかしの自己紹介 〜 このブログの内容について 〜(2023年版)
この記事では僕の自己紹介をしつつ、このブログを読むメリットや内容についてお伝えします。(2021年7月修正) 「てぃかしのブログ」に書いていくこと 僕は、ブログだけでなく、YouTubeも運営していま ...
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今回の記事では、エンジニアを目指す方が、プログラミング学習前にやることについて解説します。
「エンジニアになるための完全ロードマップ①〜プログラミング学習前にやるべきこと〜」というテーマでお送ります。
(エンジニアロードマップシリーズとして5本の記事をアップ予定です。これだけ読めば、エンジニアを目指せるように構成しています。他に情報収集をしなくて良いくらいのボリュームで読むのに時間がかかると思うので、ブログをお気に入り登録してお時間ある時に閲覧してもらえたらと思います。)
エンジニアになりたいと漠然と考えているけど、何から始めていいかわからない人は、具体的に何をすべきか読んだ瞬間から明確になります。
実際に僕がプログラミングスクールに通って、転職活動をして、エンジニアなった経過は下記の記事で書いています。この実際の経験をもとにこのロードマップを書きました。
てぃかしのプログラミングスクール体験記【エンジニア転職への挑戦】
広告 僕が実際に受講したプログラミングスクールは、主にTECH CAMP(テックキャンプ)とCodeCamp(コードキャンプ)の2つです。 TECH CAMPは、オフラインで受講し、CodeCampは ...
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てぃかしの未経験エンジニア転職の活動記録(30代からの挑戦)
私、てぃかしが当時32歳でプログラミング実務未経験からエンジニア転職の活動をした記録をここにまとめました。 これからエンジニア転職をしようと思っている人の参考になれば嬉しいです。 転職活動の前に、プロ ...
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ということで、今回のロードマップ本題へ行きましょう!
内容は下記の目次の通りです。
なぜエンジニアになりたいのか?を考える
まず、なぜエンジニアになりたいと思ったのか、言語化しましょう。
「収入を上げたいから」
「リモートで働きたいから」
「フリーランスになって自由に働きたいから」
「面白いサービスを開発したいから」
「プログラミングをしたいから」
おそらく今挙げた中にあなたが考えていた理由が入っているのではないでしょうか?
言語化できた人は、その理由を深堀してみましょう。
仮に「収入を上げたいから」なら、年収はどれくらいを目指したいのかを考えましょう。
例えば、年収1000万円になりたいのなら、エンジニア転職をしてから、1〜2年実務経験を積んだのち、フリーランスになれば可能です。
正社員のままでは、会社によって可能である場合と不可能である場合があります。
そして、もっと深く考えて、なぜ収入を上げたいのか?なども考えるように、深く深く、自分になぜ?を問い続けてみてください。
ちなみにエンジニアの年収については、下記の記事をご参考ください。
実務経験1年でフリーランスエンジニアが提示された年収と手取りはいくら?
今回は、そんな疑問をお持ちの方に役立つ情報です。 今回のテーマは、フリーランスエンジニアの年収です。 実務経験1年の僕が提示された年収と案件、フリーランスのリスク、手取りの目安などについてお伝えします ...
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自分がどれくらいのレベルに到達したいのかで行動内容が変わります。
まず自分のエンジニアとしてのゴールを決めましょう。
エンジニアとはどんな仕事なのか?を調査する
自分の中の理想が決まったら、次はエンジニアはどんな仕事なのかを調査しましょう。
下記に挙げる3つのことを知る努力をしましょう。
①エンジニアのメリット・デメリットを知る
エンジニアとして働く上で、メリット、デメリットを知っておきましょう。
メリットに目が行きがちで、デメリットに目がいかないこともあるので、エンジニアのデメリットが「許容できるデメリットであるか」を確認することが大事です。
経験者の話を聞いても良いですし、下記の記事を参考にして頂いても良いです。
ITエンジニアの8つのメリット&3つのデメリットを現役エンジニアが解説!
どうも!エンジニアのてぃかしです。 今回は、ITエンジニアのメリット・デメリットについての話をしていきます。 僕もエンジニアになって、早一年が経とうとしています。(SE3年半、WEBエンジニア1年) ...
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②エンジニアの職種の種類について調べる
エンジニアにはどのような職種があるか調べましょう。
そして、自分はどの職種に興味があるのか考えましょう。
エンジニアの職種の種類については、下記の記事を読んでおけばOKです。
ITエンジニア職種15種類まとめ!システムエンジニアとプログラマの違い
エンジニアのてぃかしです。 今回はITエンジニアの職種について解説します。 エンジニア転職の活動をしていたときは、企業の採用の募集ページをよく見ていましたが、 そこには、「SE募集」とか「PM募集」と ...
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③エンジニア系のYouTubeやブログを見る(情報収集をする)
今の時代、エンジニア系の情報を動画やブログで発信している人は、多くなりました。
僕は、エンジニア転職を目指し始めた頃は、「マナブ」さんや「KENTA / 雑食系エンジニアTV」さんの動画を参考にしていました。他にも参考になりそうなものはよく観ていました。
もちろん、僕もブログだけでなく、YouTubeでもエンジニア系の情報を発信しています。
上記2人はご自身の知見を過去の経験に基づいて話をされていますが、僕は、エンジニアを目指すことを宣言した時から動画を撮って、リアルタイムで動画で経過報告をしています。
その時感じたことや反省をすぐに話して動画で発信していたので、自分で言うのも恥ずかしいですが、かなり具体的な内容で、エンジニア転職・就職する人には参考になるはずです。
このような動画やブログはネット上にたくさんあるので、プログラミング学習をする前、学習中はほぼ毎日視聴することをおすすめします。
エンジニアを目指す人におすすめなエンジニア系YouTuberは下記の記事でまとめていますので、そちらもご参考ください。
【まとめ】エンジニア系YouTuberの参考にしたいおすすめ動画
どうも!エンジニア系YouTuberのてぃかしです! 僕は、エンジニアやプログラミング関連の動画をYouTubeにアップしています。 チャンネル登録者は、6000人(2021年8月時点)ほどのまだまだ ...
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プログラミングの適性があるかを知る
エンジニアのことを調べたら、次はプログラミングの適性があるかを知りましょう。
エンジニアに向いている人の特徴
エンジニアの仕事、プログラミングの仕事に向いている人は、下記のような人です。
- スキルアップに興味がある人
- 考える仕事が好きな人(効率を考えて仕事をするのが得意な人)
- 何事も丁寧な人(几帳面)
- 新しい技術に好奇心がある人
- エラー解決の過程を楽しめる人
と言っても、よくわからないという人がほとんどだと思います。
このような素質は、実際にプログラミングを学習しながら見つけていくと良いでしょう。
エンジニアに向いているかは、適性検査でも知ることができます。
適性検査のサイトは下記の記事でまとめています。
エンジニアに向いてる?適性検査問題サイトまとめ!テスト対策必要?
広告 この記事では、エンジニア就職や転職の選考の際に実施されることがある「適性検査」について解説します。 どんな仕事でもそうですが、エンジニアも向いてなければ、他の仕事をした方が良いかもしれません。 ...
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Progateで勉強してみる
最初、プログラミングが向いているかを知るためには、Progateをするのがおすすめです。
Progateは、オンラインプログラミング学習サービスです。プログラミングのことを全く何も知らない初心者から始められる内容となっています。
Progateについては下記の記事で解説しています。
Progateの使い方とおすすめプログラミング勉強法5ステップ【プロゲート】
今回は、そんな悩みを持っている人におすすめの記事となっています。 最近(2019年)、ゲーム感覚でプログラミングを勉強できるProgate(プロゲート)というサイトで僕は勉強してますが、今回はそのPr ...
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まずは、ProgateでHTML/CSSのコースを勉強してみましょう。
それが終わったら、サーバーサイドの言語(PHPやRubyなど)を勉強してみましょう。
全部できなくても良いので、その学習の過程で
「プログラミングってこんなことをするのか」
と感じることができます。
そこで自分に適性があるかないかを判断できるでしょう。
「楽しいし、簡単じゃん!何か試しに作ってみたい!」
と思えた人は、まずは独学で学習を継続して、何かアプリを作ってみると良いでしょう。
「面白いけど、少し難しいなあ」
という人は、あきらめずプログラミングスクールで教えてもらったりすると良いでしょう。
「楽しくないし、難しい!絶対無理!」
と思う人は、向いてないので、残念ですが、学習をストップし、エンジニア以外の他の道を考えましょう。
寿司打にチャレンジしてみる
パソコンのタイピングに慣れてないと実務で仕事にならないので、タイピングに自信のない人は寿司打でタイピング練習をしておきましょう。
とはいえ、現時点でタイピングができなくても、「エンジニアの適性がない」というわけではありません。
タイピングができない人でも、毎日練習してれば、1ヶ月もあれば正確かつ速く打てるようになります。
なので、もしできない人は諦めず、寿司打で練習したり、日記をパソコンのメモ帳に入力してみたりしてみましょう。
実務で通用するレベルのタイピングは下記の寿司打の記事で解説しています。
寿司打の平均点・コツは?各コースのランキングから目安スコアを調査
今回は、そんなことを考えている人に役立つ記事となっています。 どうも!寿司打全コースクリアしている てぃかし です。 寿司打(すしだ)とはローマ字入力用のタイピング練習ゲームです。 ブラウザ(WEBサ ...
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「退職して勉強に専念する」or「仕事と両立させる」かを決める
プログラミングの適性が少しでもあることがわかったら、プログラミング学習を本格的に進めていく準備に入ります。
そこで立ちはだかるのが、退職して勉強に専念するか、仕事と勉強を両立させながら頑張るか、という選択です。
正直、Progateでちょこっと勉強をするくらいなら、仕事をしながらでも簡単にできます。
しかし、本格的に学習や転職活動をするということになれば、今の仕事との両立は不可能ではないですが、厳しいものになるでしょう。
実際に両立しながら、エンジニア転職をする人はいますが、挫折する可能性(プログラミング学習を放棄する可能性)、失敗する可能性(ブラック企業やプログラミングの経験が積めない会社に転職してしまう可能性)が高くなります。
でも、そもそも仕事をしながらでないと、生活費やプログラミングスクール代が払えない人もいるかと思います。
なので、ここは1番の悩みどころだと思います。
プログラミングスクールとお金の話は下記の記事をご参考ください。
ぼったくり?プログラミングスクールにお金かけるべき?退職して通うなら貯金はいくら必要か
てぃかしです。 このブログでは色んなジャンルについて書いてますが、中でもプログラミングスクールに行った時の話や、その経過報告なども書いています。 そこでたまに公式LINEの方にプログラミングスクールの ...
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迷う人は、次に挙げるメリットとデメリットを整理して、考えてみましょう。
退職して勉強や就職活動に専念するメリットとデメリット
先に退職をして勉強や就職活動に専念するメリットは主に下記の4つです。
- プログラミングの学習時間をたっぷり取れる
- しっかり休める
- 挫折しにくくなる
- 就職活動、転職活動がしやすい
デメリットは、下記の2つです。
- 会社からの収入が途絶える
- 転職成功できなかった時、後戻りができない
仕事と勉強や転職活動を両立させるメリットとデメリット
逆に仕事と両立させるメリットは、下記の2つです。
- 会社からの定期収入があるので、金銭的な不安がない
- エンジニア転職がうまくいかなかっても、そのまま働き続けることができる
デメリットは、下記の4つです。
- プログラミングの学習時間があまり取れない
- 帰宅後に学習することになるので、かなりハード
- 挫折しやすい(挫折しても「今の会社があるから、まあいいか。」という気持ちになりやすい。)
- 就職活動、転職活動がしにくい(昼の時間は基本的に面接を入れることができない。応募の数を打てない。)
仕事をしながらだと、毎日の学習時間はせいぜい3時間です。
でも仕事を辞めて勉強をすれば、8時間は勉強できます。
この差は大きいです。
エンジニア転職は、短期間集中で勉強すれば3ヶ月ほどで学習と転職活動が終了できます。
仕事をしながらだと、少なくとも学習と転職活動で半年はかかります。
転職するまでのプログラミング学習の時間については下記の記事をご参考ください。
長い道のり?未経験からエンジニア転職までのプログラミング勉強時間
広告 この記事を読めば、下記の内容がわかります。 未経験から転職活動スタートまでのプログラミングの勉強時間とやること 転職活動スタートから内定までの活動時間とやること 内定後から入社までの勉強時間とや ...
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半年間、帰宅後毎日学習をするのは、結構な精神力が必要です。
でも、今の仕事の残業時間が月20時間以下程度なら、頑張ればできると思います。
僕は、当時、副業もやっていたので、プログラミング学習も本格的にするとなると、本業、副業、プログラミング学習の3つを掛け持ちすることになるので、本業はやめることにしました。(僕の中では副業は人生を豊かにするための重要なことだったので外せませんでした。)
普通は、本業とプログラミング学習の2つなので、頑張れば可能だと思います。
でも、それでもプログラミング学習1つにコミットすると、早く成功できるし、学習の質も向上するので、個人的には、プログラミングスクールに行って、プログラミング学習にフルコミットした方が良いと思っています。(適性があると判断できている場合)
1日の中で仕事のことと、プログラミング学習のこと、2つのことを並行して考えている人より、1日中プログラミング学習のことを考えている人、勉強している人の方が吸収率も高いです。
退職して勉強に専念する場合の退職のタイミング
退職して勉強に専念する場合、退職の意を伝えるタイミングいつが良いのでしょう。
それはもうここまで読んできた人なら、だいたいわかると思います。
1ヶ月ほどProgateで勉強してみて、適性が少しでもあると判断でき、その先の勉強方法(プログラミングスクールで勉強するか、独学するか)に見通しがついたタイミングで退職の意を直属の上司に伝えましょう。
実際に退職する日は、今関わっている仕事にもよると思いますが、基本的に1ヶ月〜2ヶ月後に辞めることを伝えましょう。(法律的には退職の意を伝えてから最短2週間後に退職してOK)
もうエンジニアになることを決めているのであれば、今の仕事の経験はあまり今後のプラスにはなりません。可能ならできるだけ早く辞めた方が良いです。
退職する前にやっておくべきことや考えておくべきことは、下記の記事をご参考ください。
会社を退職 (転職)する前に考えるべきこと・手続き6つ+1つ
広告 つい先日、退職をした、てぃかしです。 今回は、会社を辞める前に考えておくべきこと、6つ+1つを紹介していきたいと思います。 僕は先日会社を辞めて、脱サラしました。 会社を辞める前に考えたことがあ ...
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仕事を続けながら転職する場合の退職のタイミング
ちなみに仕事を続けながら、転職する場合の退職のタイミングは、転職先が決まってからが良いでしょう。
仕事を続けながら、プログラミング学習をしている最大のメリットは、挫折した時に最悪、元の会社に留まれることです。
そのメリットを生かすために、転職先が決まってから、退職の意を伝え、1ヶ月後くらいに辞めて、その後は有給休暇を使って、休むなり、勉強するなり、する計画にすると良いでしょう。
次回記事「プログラミング学習中にやるべきこと」
ということで、今回は、「プログラミング学習の前にやること」について解説しました。
この記事のことをしっかり行えば、エンジニア転職(就職)のスタートはうまく切れることでしょう。
次回は、「プログラミング学習中にやるべきこと」などについてお伝えします。ぜひ参考にしてください。
プログラミング学習中にやること&独学の勉強方法【エンジニアロードマップ②】
今回はこのような疑問を持っている方に、役立つ記事となっています。 どうも!プログラミング未経験からスクールで猛勉強し、エンジニア転職を果たした、てぃかし です! 今回の記事では、エンジニアを目指す方が ...
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今回はプログラミング学習前にやるべきことをお伝えしましたが、学習前・学習中に役立つサービスやサイトについては下記の記事をご参考ください。
プログラミング初心者何からやる?学習前に役立つサービス・練習サイトまとめ
このうちどれか1つでも当てはまる人はこの記事は参考になります。 どうも!エンジニア てぃかし です。 初心者のうちは何から始めたらいいか分からず、あれこれやって時間を無駄にしてしまう人は多いです。 僕 ...
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はじめてエンジニアになろうと思っている方は「はじめてのエンジニア」に登録しておくことをおすすめします。
詳しくは以下の記事で紹介しています。
はじめてのエンジニアの評判と転職後の年収例は?【20代向け】
今回はこのような疑問や要望がある人にとって有益な記事です。 未経験からエンジニア転職する時は、わからないことだらけです。 未経験者が悩む所は大きく分けて「エンジニア転職のためのプログラミング勉強法」と ...
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