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スマホの料金、毎月高いと感じていませんか?
「自分に合ったギガ数が分からない」
「料金プランが複雑すぎる」
と悩んでいる方は多いです。でも、実は少しの工夫でスマホ料金は大幅に節約できます。
この記事では、スマホの1ギガあたりの平均料金や、スマホ利用者の平均的なギガ数について解説します。
また、14社の料金比較や、毎月の料金内訳の確認方法、節約ポイントまで詳しく紹介します。
この記事を読めば、無駄な出費を抑えて、自分にピッタリなプランが見つかるはずです。スマホの料金を見直して、お得にスマホを使いこなしましょう!
必要なギガ数(通信量)の目安は?
スマホのデータ通信量、いわゆる「ギガ数」、あなたはどれくらい使っていますか?
意外と知らない人も多い「平均的なギガ数」と「1GBあたりの料金相場」。これを知れば、無駄な料金を払わずに済みます!
ここでは、スマホユーザーの平均ギガ数と、3GB〜7GBの料金プランを比較し、節約のヒントを紹介します。
スマホ利用者のギガ数の平均値と中央値
スマートフォンのデータ通信量(ギガ数)に関する調査結果によると、MM総研の2024年の調査では、
スマホユーザーの平均データ使用量は月間11.08GB、中央値は月間3GBとなっています。
また、総務省が2020年6月に発表した調査では、スマホ利用者の約半数が月3GBで十分と感じているという結果が出ています。
データ使用量は、利用用途によって異なります。例えば
- テレワーク:月平均 2~5GB
- Zoom会議:1時間あたり 約1GB
- ソーシャルメディア:月平均 5~10GB
- 音楽ストリーミング:1時間あたり 約100MB
Wi-Fi環境が整っていない場合や、動画視聴やゲームを頻繁に楽しみたい場合は、大容量のデータプランを選ぶのがおすすめです。
MNO・MVNO各14社の3〜7GB利用時の料金比較
前述したデータから考えて、半数以上の人は3GBでも事足りるということなので、3GB〜7GBでMNO・MVNO各社のプランで比較をします。
下記の表は、各携帯ブランドの3GB〜7GBのデータ通信プランを比較したものです。月額料金と1GBあたりの料金もまとめています。
※スマホで本記事を閲覧している方へ:表は横にスライドすることができます。
3〜7GB利用時の各14社料金プラン比較
携帯ブランド | プラン名 | データ通信量 | 月額料金 | 1GBの料金 |
---|---|---|---|---|
docomo | eximo 3GBまで利用 | 3GB | 5,665円 | 1,888円 |
au | スマホミニプラン+ 5G 3GBまで利用 | 3GB | 6,358円 | 2,119円 |
SoftBank | ミニフィットプラン+ 3GBまで利用 | 3GB | 5,478円 | 1,826円 |
Rakuten Mobile | Rakuten最強プラン 3GBまで利用 | 3GB | 1,078円 | 359円 |
irumo | 3GBプラン | 3GB | 2,167円 | 722円 |
povo | povo2.0 ※オンライン専用プラン | 3GB | 990円 | 330円 |
LINEMO | LINEMOベストプラン 3GBまで利用 | 3GB | 990円 | 330円 |
LIBMO | なっとくプラン | 3GB | 980円 | 327円 |
UQ mobile | ミニミニプラン | 4GB | 2,365円 | 591円 |
Y!mobile | シンプル2 S | 4GB | 2,365円 | 591円 |
NURO Mobile | バリュープラス VMプラン | 5GB | 990円 | 198円 |
IIJ mio | ギガプラン | 5GB | 990円 | 198円 |
mineo | マイピタ デュアルタイプ | 5GB | 1,518円 | 304円 |
HIS Mobile | 自由自在2.0 | 7GB | 990円 | 141円 |
平均 | 2,352円 | 708円 |
こちらの表において、3〜7GBプランの平均月額料金は、2,352円です。
3〜7GBプランの1GB当たりの平均金額は、708円ですが、docomo、au、SoftBankの三大キャリアの料金が高く、平均を上げています。三大キャリアを除外した平均は約372円です。
ギガ数別のプラン選びの目安
ギガ数別のプラン選びの目安を表にまとめました。
月間使用量 | おすすめプラン | 料金の目安 |
---|---|---|
10GB以下 | 使用量に応じた従量制プランか 10GB以下で上限があるプラン | 1GBあたり約400円を目安にプラン選定 |
10〜20GB | 20GBまで使えるプラン | プランの料金に応じて選定 |
20〜30GB | 30GBまで使えるプラン | プランの料金に応じて選定 |
30GB以上 | 30GB以上のプランまたは無制限プラン | プランの料金に応じて選定 |
月間10GB以下で検討している方は「1GBはだいたい400円」ということを目安にし、スマホプランの選定をすると良いでしょう。
月間10GB以上を使うという人は、初めから10GB以上使えることがわかっているプランの方がお得です。
自分が何GB使うのかを把握していれば、適正な月額料金がだいたいわかりますね。
例えば、5GB使う人なら、料金の目安は2000円くらいが適正です。
10GB以上使う人なら、自身がいつも使用するギガ数で、それぞれいくらになるかを計算し、安いプランを選ぶと良いでしょう。
10〜20GBなら、20GBまで使えるプランの中で選びましょう。
20〜30GBなら、30GBまで使えるプランの中で選ぶと良いでしょう。
30GB以上なら、30GB以上使えるプランか、無制限のプランを検討しましょう。
スマホで毎月の料金内訳や使用量を確認する方法
スマホ料金が高いと感じたら、まずは毎月の料金内訳やデータ使用量を確認することが重要です。
各キャリアでは、料金明細やデータ使用量を確認するためのアプリやWebサービスが用意されています。
確認方法を知っておけば、使い過ぎや無駄な出費に気づくきっかけになります。
ここでは、主要キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)の料金確認方法をご紹介します。
各社(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)の料金確認方法
ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの料金確認方法は下記の通りです。
ドコモの料金確認方法
方法1. スマートフォン・パソコンから確認
- My docomoにログイン(dアカウントまたはネットワーク暗証番号が必要)。
- 「データ・料金」画面で「ご利用料金」を確認。
- 「詳細を確認」で料金内訳を確認。
方法2. My docomoアプリで確認
- My docomoアプリをダウンロード。
- アプリを開き、ログイン。
- 「ご利用料金」や「料金内訳」を確認。
方法3. dメニューから確認
- dメニューから「My docomo」を選択し、ログイン。
- 「データ・料金」で「ご利用料金」を確認。
- 「詳細を確認」で料金内訳を確認。
方法4. 電話で確認(自動音声ガイダンス)
- ドコモの携帯電話専用窓口(無料)の「151」にかける。
- 自動音声ガイダンスに従って料金確認。
この他にもiモードやiアプリで確認する方法もありますが、ほとんどの人が対象外でサービスも提供終了予定なので、割愛します。
auの料金確認方法
方法1. パソコン・スマートフォンから確認
- ブラウザからMy au(https://www.au.com/my-au/)に接続する
- 「料金内訳を確認する」のタブをタップ
過去6カ月分の請求書をPDFでダウンロード・印刷可能です。
方法2. My auアプリで確認
- My auアプリをダウンロードし、ログイン。
- ログイン不要で月々の請求額などが確認できます。
ソフトバンクの料金確認方法
方法1. My SoftBankアプリで確認
- My SoftBankアプリを起動します。
- 「明細を見る」をタップして請求金額を確認。
- 「<」または「>」で過去6カ月分の請求金額を表示可能。
- 「すべての明細を開く」をタップし、内訳を確認。
方法2. My SoftBankウェブで確認
- My SoftBankにログイン(携帯電話番号またはSoftBank IDとパスワードが必要)。
- 「もっと詳しくみる」をタップし、確認したい月を選択。
- 請求金額の内訳を確認。
楽天モバイルの料金確認方法
方法1. Webで確認する
- my 楽天モバイルの「利用料金」画面を開き、ログイン。
- 画面上部で確認したい利用月を選択し、「利用明細を見る」をタップ。
- 利用内訳を確認(電話番号のプルダウンから回線を選択)。
- 「利用明細・支払い証明書」から明細のダウンロードが可能。
方法2. アプリで確認する
- my 楽天モバイルアプリを起動。
- 画面下メニューの「利用料金」をタップ。
- 上部で確認したい利用月を選択し、「利用明細を見る」をタップ。
- 利用内訳を確認(電話番号のプルダウンから回線を選択)。
- 「利用明細ダウンロード」で明細をダウンロード可能。
チェックポイント!スマホ料金の4つの要素とは
スマホ料金は主に以下の4つの要素で構成されています。それぞれを理解することで、無駄なコストを見つけやすくなります。
下記の4つの要素の料金がどうなっているかを確認しましょう。
要素1. 通話料
通話プランには「かけ放題」「従量課金制」があります。
- かけ放題プラン:月額定額で無制限に通話可能。頻繁に電話をかける方に向いています。
- 従量課金制:通話した分だけ料金がかかります。短時間の通話が多い方におすすめです。
要素2. データ通信料
スマホ料金の大半を占めるのが、データ通信料です。自分の利用状況に合ったデータプランを選びましょう。
- 少量プラン(1GB〜5GB):Wi-Fiを活用する人向け。
- 大容量プラン(20GB以上):外出先で動画やゲームを楽しみたい人に最適です。
要素3. オプション料金
有料のオプションには、留守番電話サービスやセキュリティ対策、エンタメサービスなどがあります。
本当に必要なものだけを選び、不必要なオプションは解約しましょう。
要素4. 端末代
スマホの本体価格は高額です。分割払いにすると、毎月の料金に端末代が加算されます。
- 分割払い:月々の支払いは抑えられますが、総額は変わりません。
- 一括払い:端末代が不要になるため、毎月の料金が安くなります。
スマホの料金内訳や使用量をしっかり確認し、4つの要素を見直すことで、効率的にスマホ料金を節約しましょう。
スマホ料金節約と見直しのポイント
毎月のスマホ料金が高いと感じているなら、見直しを検討しましょう。
スマホ料金は通話料、データ通信量、オプション、端末料金の4つで構成されているため、それぞれを見直すことで効果的に節約できます。
以下では、具体的な節約ポイントを紹介します。
通話料の節約ポイント
通話料を節約するには、利用状況に応じた通話プランを選びましょう。
かけ放題プランの見直し
頻繁に長時間通話をする方は、かけ放題プランを利用するのがお得です。
- 通話時間が短い場合は、5分以内の通話が無料になるプランなどを選びましょう。
- 通話頻度が少ない場合は、従量課金制に切り替えた方が安くなるケースが多いです。もしオプションでかけ放題が付いていたら外しましょう。
通話アプリを活用
LINEやSkypeなどの無料通話アプリを利用すれば、通話料を大幅に削減できます。
Wi-Fi環境が整っている場合は、これらのアプリを積極的に使いましょう。
通話オプションの見直し
仕事や生活スタイルが変わった場合は、不要な通話オプションを外すことで節約できます。
特に、「かけ放題」や「留守番電話」サービスを付けている方は、本当に必要か確認しましょう。
データ通信量の節約ポイント
スマホ料金の中で最も大きな割合を占めるのが、データ通信料です。自分に合ったギガ数を選び、節約を意識しましょう。
Wi-Fiを活用する
自宅やカフェ、職場のWi-Fiを積極的に利用することで、モバイルデータの消費を抑えられます。
特に、動画やアプリのダウンロードはWi-Fi環境で行いましょう。
データ節約モードを使用
YouTubeやNetflixなどの動画アプリは、画質を下げることでデータ通信量を節約できます。
SNSアプリでも、自動再生をオフにするなどの設定が効果的です。
バックグラウンド通信を制限
アプリがバックグラウンドで通信する設定をオフにすると、データ消費を抑えられます。
iPhoneやAndroidの設定から簡単に変更できます。
iPhoneの場合は、
「設定」をタップ。
「モバイルデータ通信」を選択。
「モバイルデータ通信」の一覧から、利用しないアプリを「オフ」にする。
Androidの場合は、
「□(履歴キー)」をタップ。
バックグラウンドで動作中のアプリが表示される。
不要なアプリをスワイプ、または「×」をタップして終了。
これでバックグラウンドでのアプリの動作が停止し、通信量の消費を抑えられます。
不要なオプションやサービスの見直し
契約時に付けたオプションがそのままになっていませんか?必要ないオプションは解約しましょう。
よくある不要なオプション例
- 留守番電話サービス:LINEや他の通話アプリを使うなら不要です。
- 端末保証:古いスマホや、故障リスクが低い場合は外しても問題ありません。
- エンタメ系サービス:動画配信サービスや音楽アプリのサブスクリプションも、利用頻度に応じて見直しましょう。
毎月数百円のオプションでも、積み重なると大きな節約になります。
端末料金について
スマホの端末料金も毎月の支払いに大きく影響します。賢い選び方で負担を減らしましょう。
分割払いと一括払いの選択
- 分割払い:端末購入時の支払いは抑えられますが、長い目では同じです。
- 一括払い:端末代を最初に払えば、毎月のスマホ料金が安くなります。
旧モデルや中古端末を検討
最新機種にこだわらなければ、旧モデルや中古品を選ぶことで、端末代を大幅に節約できます。
格安SIMやプラン変更を検討する
大手キャリアの料金が高いと感じるなら、格安SIMへの乗り換えを検討しましょう。
格安SIMは、月額料金が大手キャリアの半額以下になることもあります。
格安SIMの特徴は、以下の通りです。
- 低価格:月額料金が1,000円台から選べるプランが豊富。
- 柔軟なプラン:データ量や通話オプションを自由に選べます。
- オンライン手続きが中心:店舗サポートが少ない代わりに料金が安いです。
スマホ料金を節約するには、通話料、データ通信量、オプション、端末料金の4つの要素を見直すことが重要です。
自分の利用状況に合わせてプランを選び、無駄な支出を抑えましょう。
まとめ
スマホ料金の節約や見直しは、毎月の出費を大幅に減らすチャンスです。自分のデータ通信量や通話の使用状況を把握し、1ギガあたりの料金の平均や、各社のプランを比較することで、自分に合ったお得なプランが見つかります。
通話料、データ通信量、オプション、端末代の4つの要素を見直せば、無駄な出費を抑えることが可能です。さらに、格安SIMやサブブランドへの乗り換えも視野に入れれば、よりコストを抑えたプランを選べます。
料金確認の手順や節約ポイントを活用し、賢くスマホを使いこなしましょう。