てぃかしです。
スラムダンク
ご存知でしょうか?愚問ですね。
スラムダンクは、バスケットボールを題材にした少年漫画です。
全31巻で、漫画の中では3、4ヶ月ほどしか進んでいませんが、その中で多くの個性的なキャラがいろんな名言・格言を発言しています。
小学生のとき、初めてスラムダンクを読み、大人になった今も読んで気づかされることがあります。
人生において、大事なことが込められた名言がたくさんあります。
バスケはもちろん、ビジネスや仕事でも役立つ名言を厳選して20個まとめました。
選んだ名言は、僕自身好きな名言で、勇気づけられてきた言葉です。
この記事を読んで、1人でも多くの人が元気になれば嬉しいです。
あきらめたらそこで試合終了ですよ?
出典:http://moe-maxim.com/akirametara-shiaishuuryou/
「最後まで希望を捨てちゃいかん。あきらめたらそこで試合終了だよ」
これは安西先生(監督)の名言です。
三井寿の回想シーンや山王戦で出てくるこの名言。スラムダンクを読んだことがある人なら、誰しも知っているこの名言。
これは、めっちゃシンプルな名言ですが、この安西先生に言われているところを妄想すると、なぜかやる気になります。
仕事・ビジネスでも常に心に刻んでおきたい言葉です。
安西先生、バスケがしたいです…
出典:https://dandy310.com/archives/35
三井寿の名言です。
三井が湘北バスケ部に殴り込み、ボロボロになっても、意地を張ってバスケ部をめちゃくちゃにしようとするシーンですが、そんな意地を無言で消しとばし、この言葉を言わせる安西先生は、やはりすごい人物なんだなと思わされます。
そして、何より、三井のバスケがしたいという純粋な気持ちにうるっときます。
大人になった今、三井のような純粋な気持ちを忘れがちですが、真っ直ぐな気持ちを仕事にも、人にも表現できる人でありたいです。
いちばん過去にこだわってんのはアンタだろ・・・
湘北ポイントガードの宮城リョータの名言です。
この名言は、年齢を重ねるごとにひしひしと効いてきます。
大した過去のない小学生、中学生の時に見てもそこまでピンと来なかった言葉でしたが、今になって、この言葉の大切さを感じます。
過去にこだわらず、今、自分が何がしたいか。もっと言うと、未来にもこだわらず、今自分がしたいこと、できることを本気でやるべきなんだと感じます。
俺はバスケットをやる。バスケットマンだからだ
出典:http://slamdunk.get0ver.net/sakuragi/139
主人公、桜木花道の名言です。
柔道部の主将 青田に柔道部にしつこく勧誘される桜木。なぜ柔道部に入らないのかを聞かれて、言った言葉です。
これはかっこいい。でも、ただかっこいいってだけじゃない。
桜木本人は、単純にバスケがしたいってだけで言った言葉かもしれませんが、この言葉で忘れかけていた自分の初心を思い出させてくれます。
そもそも何がしたくて、「この」仕事をしているのか、どうなりたくて「それ」を頑張っているのか。
初心に返って、誇りを持って、今できることをやろうと思える名言です。
いや、そうじゃねえ、バスケット選手になってしまったのさ
桜木の不良仲間、桜木軍団のNo.2 水戸洋平の名言です。
水戸洋平はバスケ部に所属はしていないものの、桜木を応援し、時には桜木の相談に乗る、桜木の良き理解者です。
今までなら殴りかかるくらいの出来事でも、バスケの試合中では抑えられるようになり、そこで出た言葉です。
この言葉を聞いた時、桜木って成長したんだなって感じます。2、3ヶ月の出来事ですが、こんな短期間でも人は成長すると言うことを思い知らされる名言です。
桜木の成長を見ていると、負けてられないという気持ちになります。
ぬ…、あやまるな丸男。勝負じゃねーかよ
これも桜木の成長を感じさせる名言。
思い通りに行かない山王工業の河田美紀男、通称「丸男」が桜木の顔面に手をぶつけ、ファウルとなるシーン。
怒ると思いきや、バスケット選手らしい言葉が桜木から…。
桜木がバスケを通して人としても成長していることがわかります。
ドリブルこそチビの生きる道なんだよ!!
出典:http://slamdunk.get0ver.net/miyagi/1196
宮城リョータの名言です。
宮城は168cmとバスケット選手にしては小さいですが、それでも自分の良さを発揮し、活躍します。
自分の弱さを自覚しているけど、その条件でも自分の生きる道を見出して頑張る宮城の姿は、不完全な人間の僕達に頑張るパワーを与えてくれます。
リバウンドを制するものは試合を制す
湘北、キャプテンの赤木剛憲、ゴリの名言です。
リバウンドという一見点数に繋がらない技を練習させられ、乗り気じゃない桜木にゴリがかけた名言。
うまく乗せたなと思う一方、たしかにそうだなと納得させられます。
リバウンドが成功すれば、-2点が+2点になる可能性があり、そうなればリバウンドは4点の働きをします。
だからリバウンドが試合の勝敗を大きく左右するということ言っているのですが、この考え方は仕事や日常生活でも活かせます。
これさえできれば、、、というものが見つかれば、かなり話は簡単になるはずです。それを集中してめちゃくちゃ頑張ればいいだけですから。
桜木はリバウンドをめちゃくちゃ練習して、最終的には試合を制するほどの選手になったと思います。
もはや何が起きようと揺らぐことのない、断固たる決意が必要なんだ。
安西先生の名言。ですが、桜木も同じような言葉を引用して言ってます。
この名言で心動かされたというのは正直あまりないのですが、「ダンコ」というフレーズをなんだか言って見たくなります。
はいあがろう「負けたことがある」というのがいつか大きな財産になる
出典:https://twitter.com/athletes_kotoba/status/843814441774989312
山王工業の堂本監督の名言です。
さすが、バスケットの名門山王工業の監督が言うだけ、説得力を感じます。
昔、僕の兄がこの言葉がいいと言っていた記憶があります。受験戦争が終わって、大学生になりたての頃だったかと思います。
当時は「そんな言葉好きなんや。ふーん」って感じでしたが、今では「いいよなあ!」って共感できます。
それだけ僕は負けてきたってことかもしれませんw
でも、人生って、勝ちにこだわっても、大概負けの連続です。
勝負なんで無数にある。勝ち負けの確率が1/2だっとしても、100回連続で勝つ確率は、ほぼ0%なわけです。
負けないためにはどうするかを考えることは大事ですが、それを考えるためには負けたことをどう活かすかっていう発想がすごく力になってくれるのではないかと思います。
さあ、いこーか
出典:http://trendtwitter.com/slamdunk_love1
陵南高校のエース、仙道の名言です。
なんか言いたくなる言葉。この言葉を思い出すとなぜか冷静になれる。
やる気アップにつながる、そんな名言ですね。
バスケに命かけることに決めた。俺がチームを強くして、試合に勝って、それで彼女が笑ってくれれば最高さ
「体育館で初めて見たんだ彼女を。もうホレてたよ。速攻で入部した。バスケに命かけることに決めた。俺がチームを強くして、試合に勝って、それで彼女が笑ってくれれば最高さ」
宮城リョータが桜木に打ち明けた名言というかセリフというか気持ち。
なんてピュアなんでしょう。
退場しないためにはどうすればいいか教えてくれ
予選で退場続きの桜木がゴリに言った名言。
これは名言と言いがたいかもしれませんが、この言葉は必死になれば素直になれるということを気付かせてくれます。
何かを上達するのにプライドなんか無意味、必要ないのです。
仕事やビジネスでもプライドが邪魔して、新しいことにチャレンジできないということもありますが、成果を出すためにはプライドは不要ということを気付かされます。
お前は鰈(かれい)だ。泥にまみれろよ
出典:http://slamdunk.get0ver.net/uozumi/789
陵南のキャプテン、魚住の名言。
山王工業の河田兄とゴリを比較して、河田を華麗な鯛、ゴリを泥にまみれた鰈に例えてます。
華麗な技を持っている河田ですが、ゴリはその華麗さに対抗せず、湘北高校の選手を活かしつつ、チームが勝利することを目指します。
…税金みてーなもんだ……おめーのヘマはもともと計算に入れてる……つっただろ ど素人
出典:http://slamdunk.get0ver.net/sakuragi-rukawa/1062
出ました!流川楓の名言。湘北高校のエース。
流川の名言は結構あり、どれもかっこいいものですが、この名言が一番好きです。
桜木のミスを税金に例えているのですが、高校生でこの発想はなかなかできないだろっていう。(まあ、作者の井上雄彦さんが考えてるって言えばそれまでですが)
この名言は、まあ言うたら、「ミスは計算済みだから気にするな」ってことです。
生きてたら、ミスや思いがけないハプニングってあります。全てが順調で行くはずがない、ということは想定して、ミスをしても気持ちを入れ替えて進むことが大事です。
静かにしろい・・・この音が・・・オレを蘇らせる・・・何度でもよ
出典:http://slamdunk.get0ver.net/mitsui/1117
三井の名言。シュートが入る「シュパッ」っていう音。バスケ部だった人はみんな好きでしょう。
この音を聴く瞬間のために毎日頑張ってきた。この瞬間のために全てを捧げてきたっていうのってかっこよくないですか?
オヤジの栄光時代はいつだよ…全日本の時か?俺は…俺は今なんだよ!
山王戦で背中を怪我して試合に出ることが困難になった桜木が安西先生に言った名言です。
まさに今を生きています。今を本気で生きようと思えます。
晴子……お前が見つけてきた変な男は 湘北に必要な男になったぞ……
出典:http://slamdunk.get0ver.net/akagi/844
ゴリの名言。山王戦でルーズボールを取りに行き、観客席に飛び込む桜木を見ながら、心の中で言います。
桜木の入部当初は、「晴子に目が眩んで勢いで入部してきたど素人」というイメージを持っていただろうゴリ。
しかし、桜木の才能と活躍と根性を目の当たりにし、「こいつは湘北に必要になった」と思うのです。
桜木の成長とともにゴリが持っていたイメージが変わっていったのでしょう。
人間何事もやってみなくちゃわからない。頑張っていれば、最初とは真逆のイメージになっていることだってあるのです。
大好きです 今度は嘘じゃないっす
出典:https://magazine.manba.co.jp/2017/02/03/ueda-slamdunk2/
これは個人的に一番好きなシーンかもしれないです。
最後の山王戦で、桜木が背中の怪我でうつ伏せになって、今までのことが回想されます。
その回想の中で桜木が恋をしている晴子が出てきて、1巻でも言った、
「バスケットはお好きですか?」
というセリフを言います。
そこで、桜木が突然立ち上がり、いきなり、
「大好きです 今度は嘘じゃないっす」
と言うのです。
しかも、晴子の肩を持ちながら。
いきなりそんなことを言うもんだから、周りは桜木が晴子に告白したと一瞬勘違いします。
このシーンはスラムダンクの一番の感動ポイントではないかと思います。個人的に。
このスラムダンクが何が一番伝えたいことか、どんな物語(ストーリー)か、を考えるのは自由。人それぞれ思うことはあると思います。
僕は、スラムダンクは「バスケに恋する人たちのラブストーリー」だと思うんです。
ゴリ、流川、三井、宮城、はみんなバスケに恋をしています。
流川は晴子や親衛隊の女の子などには目もくれず、ずっとバスケ一筋で、一途なやつです。
バスケが好きで、他は睡眠くらい。そんな人。
桜木はバスケを始めたきっかけは晴子に好かれるためでした。バスケ好きですと心にもないデタラメを言って、バスケを利用して、恋を成就させようとしたのです。
しかし、そのバスケを利用していくうちに、プレイしていくうちに、バスケに恋をしてしまったのです。
バスケをしていると自分がとても必要とされるし、楽しい。今までこんなことはなかった。そんな気持ちにさせてくれるバスケが本気で好きになったと気づいた瞬間です。
本当に恋をしていたら、それが恋だとはなかなか気づけないのです。夢中だから。
恋をしよう!恋をしたい!って思って恋をしにいっても本当の恋は見つからないかもしれません。
気づいたら好きだった。それが本当の恋なのですから。(と、恋愛評論家のように恋について語ってみた)
天才ですから
はい、最後は桜木の名言というか、口癖。
物語の節々に出てきますが、最後のコマでも言います。
自分を天才だと思い込む、その自信が桜木を全国区のバスケット選手にさせたのだと思います。
緻密な計画、根拠のあるデータ、そうゆう論理的なものも必要です。でも、すごいことをする人には根拠のない自信があるものです。
以上、スラムダンクの名言でした。
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スラムダンクの名言について動画で語りました!
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