目的があって、何か行動を起こすとき、重要となるのが、「マインドセット」です。
よく、マインドって聞きますが、深く考えたことがある人は少ないのではないでしょうか。
「マインドセットは必要だ」と聞くことは多々ありますが、マインドセットが必要な根拠を自分の中で落とし込めている人はほぼ皆無です。
必要な根拠を自分の中で落とし込めていないから、マインドセットを学んだと思っても、いつの間にか元のマインドセットに戻ってったりするのです。
ありませんか?
「今回の計画はうまくいく!」と奮起して、チャレンジするけど、いつの間にか、ポシャってしまっている計画が。
それはマインドセットがしっかりできていないのが原因です。
今回は、私がいろんな人の話 や 書物から得た情報を私なりの解釈も混ぜて、マインドセットについて書きまとめていきます。
マインドセットとは?
マインドセットってのは、簡単に言うと、「考え方」や「心構え」のことです。
「マインドセット」で検索すると、下記のようなことが出てきます。
マインドセットとは、経験、教育、先入観などから形成される思考様式、心理状態。 暗黙の了解事項、思い込み(パラダイム)、価値観、信念などがこれに含まれる。 マインドセットという言い方は、人の意識や心理状態は一面的なとらえ方はできず、多面的に見てセットしたものがマインドの全体像を表しているということから来ている。
「経験」によって形成されるということは、マインドセットというものは、何かしら経験をした人間なら誰しも持っているということです。
「万能のソフト」のようなものです。
何かすべきこと、ハードがそこにあり、それにはめ込んで機能させるソフトのようなもの。
もう少し具体的に言うと、A、Bという仕事があって、マインドセットはそのAにもBにも流用できるもの。
Aという仕事からBという仕事に変えるときに、少し設定をいじってやるだけで使用することができるもの。
そういうものだと思います。
なので、マインドセットは一度身に着けてしまえば、一生使うことが可能なものです。
だから、重要なのです。
へなちょこのマインドセットでは、いくらやっても成功できないですが、
すんばらしいマインドセットなら、何をしても成功することができます。
人生成功の3つの要素
人生で本当の成功、安定がほしいなら、この下記3つを意識すると良いです。
- マインドセット
- ノウハウ
- テクニック
マインドセットは、「考え方・心構え」です。
ノウハウは、そのもの、特有の「知識」です。
テクニックは特有の「技術」です。
いくら、ノウハウ、テクニックが素晴らしくても、肝心のマインドセットがしっかりしていなければ、ノウハウ、テクニックが生かされません。
同じセミナーや本を読んでも、うまく行く人と行かない人がいるのは、このマインドセットが原因です。
だから、まず、一番最初に身に着けておかなければいけないのが、マインドセットなのです。
マインドセットを身に着ける方法
じゃあ、マインドセットはどうやって身に着けることができるか?
これは、例えばどんなマインドセットがあるか、具体例を挙げてみれば、わかりやすいです。
例えば、経営者マインド。
経営者たるものどういう考え方・心構えで仕事をすべきか?
それは、成功している経営者の話を聞きに行くとか、本を読むとか、そして実際にその考え方で行動することで、自分の中で明らかになっていきます。
そのマインド、考え方、心構えが自分の中で落とし込まれ、行動が習慣化されたとき、経営者のマインドセットが完成します。
マインドセットは、何をするにも必要で、成功しやすいマインドセットが必ず存在します。
どのマインドセットで取り組むかは、自分次第。
とある業界で最も成功している人のマインドセット(考え方・心構え)を参考にするか、自分オリジナルのマインドセットを身に着けるか…
しかし、後者は、難易度が高く、天才、カリスマがすることです。
だいたいは、成功者をモデルとして、マインドセットを確立し、そのあとに自分の色を出して、自分なりのマインドセットを創ります。
守破離の考え方ですね。
マインドセットが重要な根拠
そもそも、なぜマインドセットが大事かという話をもう少しします。(これを知っているか知らないかでは、行動の質が大きく変わってきます。)
マインドセット=考え方 です。
考え方によって、行動が決まります。
行動によって、結果が決まります。
ゆえに、考え方(マインドセット)によって、結果が決まります。
結果は私たちになんらかの成果を与えてくれます。
だから、その結果を決めるマインドセットは重要だといえます。
…
こんなかんじです。
思考は現実化するって話にも繋がりますね。
思考=現実(結果)
ってことです。
考えたことが、現実、結果になるのです。
その考えたことがポジティブなことだろうと、ネガティブなことだろうと関係なく、それは現実になります。
有名な、引き寄せの法則の話にも繋がりますね。
結果は考え方によって選ぶことができるのです。
ということは、求める結果を考えれば、それが引き寄せられるのです。
そう考えると、すごく深くて、おもしろいです。
結果には必ず行動と原因が関係している
で、考え方で結果が決まるって言いますけど、それは少し飛躍しています。
先にも書きましたが、間に「行動」というステップが存在します。
考えて、行動して、初めて結果が出ます。
なので、考えて、どのような行動を取るかを決めなければいけません。
それを決めるために、結果はなぜ起こったかという「原因」があることを理解します。
すると、その原因に対処するための具体的な行動が見えてきます。
そうなるので、今、自分が置かれている状況、結果の原因を突き止めることから始めるべきです。
原因がわかれば、考え方が決まり、それに伴う行動が取れ、望む結果が生み出されます。
ちょっとややこしいことを書いたかもしれませんが、要は、
原因→思考→行動→結果
という順番を意識すれば良いです。
あと、補足するとしたら、「行動」と「結果」の間に実は「習慣」があるということです。
行動も、継続して続けなければ、結果は出ないことが大半です。
大きな結果には、継続的な行動が必要です。
なので、行動を 習慣化 しなければいけないのです。
そして、さらに補足すると、良い結果を生み出す前提として、明確な「目標」がなければいけません。
結局、成功するには何をしたらいい?
「マインドセット、マインドセット」と言うけど、結局、成功するにはどうしたらよいのでしょうか。
まず、マインドセットを持ってください。
もちろんマインドセットを身に着けただけでは、何もできないので、
そのあとにノウハウ(知識)を得てください。
そのノウハウをもとに行動をし、テクニック(技術)を磨いてください。
ノウハウとテクニックの違い
あ、それと、ノウハウとテクニックの違いですが、ノウハウは勉強で手に入れることができますが、テクニックは勉強(座学)では身に着けることができない技術のことです。
例えば、「バスケットボールのシュート」でゴールを入れるのは、テクニックです。
バスケットボールをどのように持って、どのようなフォームで投げるかを知っているだけでは、うまくいかないことをイメージしてもらえれば、ノウハウとテクニックの違いはわかるかと思います。
テクニックを身に着けるためには、練習(行動)が必要ということです。
マインドセットのチェック項目
最後に、マインドセットがちゃんとなっているかをチェックする項目をご紹介します。
以下の項目をチェックします。
- 目標は明確か
- 行動しているか
- 行動は継続しているか
- 今起こっている問題(原因)は何かわかっているか
- なぜうまくいっていないか把握しているか
- 今までの考え方にとらわれていないか
マインドセットがまだ不安な時や何かうまくいっていないなというときは、以上をチェックして、軌道を修正してみてください。
必ず活路は見いだせるはずです。