てぃかしです。
今回の記事では、オンライン商材(情報商材)の適正価格について解説します。
ここで言う「オンライン商材」とは、「ネット上で得られる情報やサービス」とします。
「情報商材」とも呼ばれることがあります。
ちなみに僕は、様々なジャンルのオンライン商材(情報商材)を扱っているECサイトを運営する会社で働いていたことがあります。
その経験に基づいた情報をお伝えします。
プログラミングスクールもオンライン完結で学習ができるものもあるので、オンライン商材または情報商材に分類できます。
過去の記事でプログラミングスクールの費用についてお伝えしました。
プログラミングスクール選び方12のポイント【ITエンジニア・デザイナー】
広告 今回はそんな疑問がある方向けの記事となっています。 この前の記事では、プログラミングスクールの評判をまとめていきました。 その中で 「各プログラミングスクールには強み・弱み・できること・できない ...
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プログラミングスクールの費用は様々で、無料のものもあれば数万円、数十万円するものもあります。
これはなぜかと言うと、プログラミングスクールは、サービスの形態が様々だからなのです。
プログラミングスクールに限らず、オンライン商材を買う人は、最近増えてきています。
昔はネット上で情報を買ったり、何かを教えてもらったりすることに、抵抗がある人も多かったのですが、最近はそうでもなくなってきています。
気軽にネット上で情報を買ったり、何かを教えてもらう人は普通にいます。
しかし、その中で騙されて悲しんでいる人がいます。
法外な値段で情報を買わされたという人もいます。
無料で見れるような情報を数十万円で売りつけたり、詐欺まがいのことをしている人もいます。
今回はそのような詐欺商材に騙されないために、情報商材に詳しい僕が適正価格についてお伝えしたいと思います。
冒頭でもお伝えしましたが、僕は過去にオンライン商材(情報商材)のECサイトを運営している会社で働いていたことがあります。
オンライン商材の価格についてはかなり精通している方だと思います。
ぜひ参考にしていただけたらと思います。
最後に詐欺商材に引っかからないための注意点と対策についてもお伝えします。
情報商材5つのパターンと適正価格
最近のオンライン商材って大きく5つに分けられると思います。5つについて適正価格を考えました。
情報のみ
まず1つ目が情報のみの提供です。
文章や動画だけで商品が成り立っています。
例えば、note、pdf、動画データなどです。
購入したらメールでpdfが送られてくる、動画データが送られてくる、といったパターンです。
適正価格は最大3万円程度です。
4万円以上する情報だけの商材は気をつけましょう。
絶対にあり得ないというわけではありませんが、購入は危険です。
もし購入するときは、入念に調査をし、細心の注意を払って購入の検討をしましょう。
定期配信サービス
続いて2つ目、定期配信サービス。
メルマガやメンバーシップと呼ばれるサービスです。
登録しておくと定期的にメールが送られてくるといったものです。
適正価格は最大で月5000円程度です。
コミュニティ
続いて3つ目、コミュニティ。
管理人や会員同士交流ができるものです。
例えば、オンラインサロンですね。
コミュニティの適正価格は最大月2万円程度です。
堀江貴文さんの会員制コミュニケーションサロン「HIU」というオンラインサロンは11,000円です。
オンラインサロンとしては結構高い方だと思います。
なので、それを超える2万円以上するオンラインサロンがあったら、それは結構気をつけたほうがいいです。
情報コンテンツ付きのオンラインサロン
続いて4つ目、情報コンテンツ付きのオンラインサロン。
動画や文章などがサイト上で見れて、会員同士交流もできるといったものです。
このような形態は月額サービスもしくは買い切りで販売しているケースがあります。
買い切りの場合は最大でも10万円程度でしょう。
月額サービスの場合は最大でも3万円程度でしょう。
もしそれ以上のサービスであれば細心の注意を払いましょう。
コンサル・メンター付きのスクール
続いて5つ目、コンサル・メンター付きスクール。
質問相談ができるスクールです。
人に教わるというリアルな体験があるので、もはやこれは情報商材とは言えないかもしれません。
ほとんどのプログラミングスクールはこれに当てはまると思います。
この形態は質問回数、相談回数、かける時間にもよりますが、プログラミングスクールだったら最大100万円程度です。
「高いな」と思う人もいるかもしれませんが、これまでのサービスと違うのは、講師の人件費がかかるという所です。その点、どうしても高額になってしまいます。
平均的なプログラミングスクールは3~40万円前後です。
過去の記事で書きましたが、アメリカのプログラミングスクールはもっと高いです。
200万円、300万円するスクールもあります。
その他のサービス
あとよくあるのが副業のマンツーマンコンサルです。
僕も勧誘されたことがありますが、月10万円程度が適正だと思います。
僕が勧誘されたのは買い切りで100万円ほどのコンサルです。
かなり怪しかったので、受けませんでした。今思い返してもあれは詐欺です。笑
副業のマンツーマンコンサルを個人でやってる人もいますが、中には詐欺まがいのことをしている人もいるので気を付けて下さい。
特にTwitterやTikTokには、10代、20代を狙った詐欺まがいなことをしている輩が多いように感じています。
月10万円以上するものであればかなり怪しいと思ってください。
今言ったのはあくまで個人向けです。
法人向けの場合は適正の価格は異なります。
法人でコンサルを受ける場合は100万円、200万円、300万円するケースはあります。
情報だけの商材はぶっちゃけ無料級
今言った5つのパターンがあると思います。
この5つのパターンによって適正価格は変わるので、それを見極めて購入を検討するといいと思います。
ぶっちゃけると情報だけなら、ネット上に無料で転がっています。
それがなぜ有料で販売されている理由は主に2つあります。
まず1つ目が初学者が迷わないように情報を厳選・整理してまとめている場合です。
綺麗にまとめられているものはそれだけでも付加価値がついていると言えます。
そのような場合は、無料で見れる情報でも有料になっているケースがあります。
2つ目としては著名人がおすすめする情報で信頼性がある場合です。
信頼性という付加価値が付いている場合は無料で見れる情報でも有料になるケースがあります。
無料で見れるものを有料で売ってるからと言って、それが詐欺だというわけではないのです。
ちゃんと付加価値がついていれば、真っ当な商売をしていると言えるでしょう。
詐欺に遭わないための注意点
最後に詐欺・詐欺まがいに引っかからないように注意した方がいいこと、対策についてお伝えします。
僕がオンライン商材を取り扱っている会社で働いていたときは、ランディングページの文言を厳しくチェックしていました。
この文言があったら、その商品を審査で不合格にする
といったことをしていました。
例えば「永久サポート」と記載のあるランディングページは審査で不合格となります。
そのような文言を使っているランディングページは、詐欺まがいの可能性が高いです。
そもそも景品表示法という法律に引っかかっています。
なので、こういった景品表示法に引っかかる文言が記載してある商品ページは気をつけたほうがいいです。
「永久」のほかには、例えば「絶対」とか「100%」とか「必ず」といった文言をを商品紹介ページで謳っていることがあります。
こういった文言を使っているサービスは危険です。
そのような商品ページがあったとしたら、
「それは作った人が法律に関して無知であるか」
「詐欺を働いているか」
この2つのパターンがあると思います。
3つの詐欺まがい商品の対策
対策としては3つあります。
適正価格のチェック
まず1つ目が、適正価格のチェック。
今回オンライン商材の5つのパターンがあるとお伝えしました。
それぞれのパターンには適正価格があります。
その適正価格より逸脱しているものはかなり怪しいと思って、いろいろ調べましょう。
詐欺ワードチェック
2つ目は詐欺ワードのチェックです。
先ほど挙げた「永久」 とか「絶対」とか「必ず」とか「100%儲かる」とか、詐欺っぽいワードのチェックをしましょう。
閲覧者を必要以上に煽る文言がある場合は、買うのはやめておいたほうが良いでしょう。
評判チェック
3つ目は、評判のチェックです。
評判は最近は簡単に調べられるようになりました。
Twitter上でも調べられます。
普通は商品のページの一番下に特定商取引のリンクがあります。(なければ論外です。)
そこをクリックしてみて会社名や代表者氏名を見て、そのワードで検索してみましょう。
詐欺を働いている会社であれば、悪い噂がどんどん出てきます。
悪質商材&詐欺にはご注意!
ということで今回はオンライン商材、いわゆる情報商材やスクールの適正価格についてお伝えしました。
オンライン完結のサービスは最近さらに増えてきています。
中にはすごい良質な商材もありますが、詐欺まがいな悪質な商材もあります。
そういったものに引っかからないように気をつけていただきたいということで、今回注意喚起として本記事を執筆しました。
詐欺や詐欺まがいについてはYouTubeや過去の記事でも触れていますので、興味のある方はそちらの方もチェックしていただけたらと思います。
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