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- メタバースって何?
- メタバースのサービスってどんなのがあるの?
- メタバースは仮想通貨に関係してるの?
- 初心者にもわかりやすく説明してほしい。
今回はこのようなことを考えている人向けの記事です。
どうも!最近、メタバースの土地を150万円ほどで買ったエンジニアの てぃかし です。(2022年2月にThe SandboxのLANDなどを買いました。)
2021年10月にマーク・ザッカーバーグがFacebookの社名を「Meta」に変更したことを発表しました。
引用元:https://japan.cnet.com/article/35178741
これにより、メタバースがビジネスやエンターテインメントの分野で話題になっています。
- メタバース関連の株を買う人
- メタバースのゲームで遊ぶ人、投資する人
- メタバースのビジネスを立ち上げる人
- メタバースの業界に就職・転職する人
など、遊び、投資、仕事の様々な分野で注目されています。
メタバースは、これからの時代避けては通れないでしょう。
今回は、
- メタバースとは何か?
- メタバースのサービス事例
- メタバースと仮想通貨との関係
についてわかりやすく具体例を挙げながら解説します。
メタバースとは何か?
メタバースに必要なプログラミング言語やスキルについて取り上げる前に、メタバースとは何か、メタバースの具体的なサービスを知っておいた方が良いので、説明&紹介します。
メタバースとは、
コンピュータやコンピュータネットワークの中に構築された、現実世界とは異なる3次元の仮想空間やそのサービスのこと。
日本における意味合いにおいては基本的にバーチャル空間の一種で、企業や2021年以降新たに参入した人々が集まっている商業的な空間の事が主にそう呼ばれる。
とWikipediaに記載されています。
英語では、メタバース = metaverse と書き、
メタ = meta は超越した
と
ユニバース = universe は宇宙
を組み合わせた造語です。
インターネット上の仮想空間に自分のアバター(自分自身のキャラ)を操作することができます。
メタバース的なサービスは実は昔からありました。
例えば、アメブロの「アメーバピグ」です。
引用元:https://pigg.ameba.jp
アメーバピグは、自身のアバターを作成して他のユーザーと交流することができました。
しかし、アメーバピグなどの昔からあるものは、メッセージのやり取りやアイテムの交換など、操作が限定的でした。
対して、最近のメタバースサービスは、かなり自由になってきています。
実際に話したり、会議をしたり、ゲームをしたり、何かを買ったり売ったり、イベントに参加したり、色んなことができるようになってきています。
物理的な世界と同じような行動ができるようになりつつあり、加えて、物理的な世界ではできないことも実現可能になります。
Meta(旧社名:Facebook)は、メタバースの特長として、「実際に世界のどこにいようとも他の人と一緒にいるような感覚が得ることができること」を挙げています。
メタバースのサービス例
メタバースといってもサービスごとに色々な目的があります。
メタバースのビジネス、仕事をしたい人はまず既存のサービスはどのようなものがあるか知っておきましょう。
2022年現在は、主に下記の3つのパターンに分けられます。
- コミュニケーション
- オンラインゲーム
- ブロックチェーンゲーム
コミュニケーション
メタバースによって、人々のコミュニケーションの形は変わるでしょう。
現状は、下記のサービスが有名です。
Horizon Workrooms
Meta(フェイスブック)のサービスです。
VRヘッドセット(Oculus Quest 2)を使ってVR空間内でミーティングができます。(PC画面でも見ることができます。)
アバターを選んで仮想世界の会議室に入ります。話すとそれに合わせてアバターの口もリアルに動きます。
話す、振り向く、聴く、仮想空間上のホワイトボードに文字を書く、といった行動もでき、まるでそこにいるかのような体験ができます。
Mesh for Teams
Microsoftのサービスです。
オンライン会議に自身の3Dアバターで参加することができます。
アバターが話している時に吹き出しが表示されて任意の言語に翻訳することができるようになるようです。
VRChat(ブイアールチャット)
VRアプリです。ユーザー同士交流したり、メタバース的なイベント会場として利用されています。
他のユーザーの近くに行くと、だんだん話している声が聞こえてきます。
アバターは人間の姿が多いですが、動物の姿をしたアバターもいます。
ワールドをユーザーが自由に作れるのが面白い点です。
UnityやSDK(Software Development Kit)を使ってワールドを作成できます。
cluster(クラスター)
仮想的なイベントルームの中でユーザー同士がコミュニケーションが取れるサービスです。
渋谷区公認でバーチャルのハロウィーンのイベントが開催されたこともあります。
雰囲気はVRChatと同じ感じです。
REALITY(リアリティ)
バーチャルライブ配信アプリです。グリーの100%子会社であるREALITY株式会社が運営しています。
自分好みのアバターを作って、顔出しなしでライブ配信ができます。
複数人でコラボ配信、イベント参加も可能です。
配信者は人気が出れば、収入を得ること可能です。
視聴者数、コメント投稿数、ギフト数などの基準によってLIVEポイントが配信者に反映されます。
そのLIVEポイントをAmazonポイントやお金に変えることができるようになっています。
オンラインゲーム
ゲームの分野でもメタバースは活用されています。
現状は、下記のゲームが有名です。投資要素のないゲーム、換金できないゲームを紹介します。
マインクラフト
仮想世界の中にブロックで様々な物を配置したり、作ったりするゲームです。
2011年よりリリースされ、2021年まで2億本以上を販売しています。世界で最も売れているゲームです。
2014年にMicrosoftが買収しています。
スキン、テクスチャなど色んなアイテムを購入できる「マインクラフトマーケットプレイス」があり、ゲーム内通貨であるMinecraft coinを使って買い物ができます。
現状、現金でMinecraft coinを買うことはできますが、Minecraft coinをを現金に換えることはできません。
将来的には、個々のユーザーがゲームで収入が得られる仕組みを作る話(予定)もあります。
フォートナイト
Epic Gamesが販売・配信するオンラインゲームです。
クラフト要素のあるバトルロイヤルなどのゲームを楽しめます。武器などのアイテムを持ち、敵を倒します。
戦いの要素だけでなく、パーティーロイヤルというモードもあり、障害物競走、ボートレース、映画、アーティストのライブコンサートなどが開催されています。
あの米津玄師もライブを行なっています。
フォートナイトでは、V-BUCKSというゲーム内通貨がありますが、現状、現金に換えることはできません。
開発に関しては、ゲームエンジンのUnreal Engineが使われています。
技術者もしくはクリエイターとして、メタバースに携わりたい人は注目すべきツールです。
ちなみにゲームエンジンのシェアは、Unityが72%、Unreal Engineが27%となっています。
あつまれ動物の森
任天堂のNintendo Switch用のゲームソフトです。
ユーザーが自由に世界を作ったり、作った世界の中でユーザー同士が交流することができます。
自分が作った島には最大8人までマルチプレイをすることができます。
ROBLOX
ユーザーが仮想空間を移動できるゲームですが、ユーザーがオリジナルのゲームを開発できるのが特長です。
オリジナルゲームを公開し、そこで収益を得ることも可能です。
ゲームを作るには、専用のツールとして、Roblox Studioというソフトを使います。無料で使えます。
このソフトを使えば、簡単にゲームを作ることができますが、LUAというプログラミング言語を使って、より高度な設定を行うことができます。
ブロックチェーンゲーム(BCG)
ブロックチェーンゲームは、BCG(Block Chain Game)と表記されたりします。
ここではオンラインゲームと区別して紹介しますが、ブロックチェーンゲームはオンラインゲームの要素に加えて、特に下記の技術がよく活用されています。
- ブロックチェーン
- イーサリアム
- NFT
これらの技術が使われているゲームは、暗号資産を稼ぐことも可能なので、投資として取り組む人も多いです。
NFTについては、下記の記事をご参考ください。
NFTサービスを導入・開発するエンジニアに必要なプログラミング言語と技術
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では、ブロックチェーンを活用したメタバースのゲームを紹介します。
The Sandbox(ザ・サンドボックス)
仮想空間内でキャラクターを操作して遊ぶイーサリアムのブロックチェーンゲームです。
ユーザーは、水、土、稲妻、溶岩、砂、ガラスなどの資源や人間、動物、機械などを作り、独自の世界を構築できます。
専用の無料ツールVoxEdit、Game Makerを使い、キャラクターやアイテムを作ることができます。
そしてのその作ったキャラクターやアイテムをNFTとして売買することもできます。
土地も売買でき、一時期値段が高騰しました。(僕が買った2022年2月にはマーケットプレイスでは安くても1つのLANDは130万円ほどになっています。)
SANDという仮想通貨が使用されており、換金することができます。
The Sandboxの可能性や始め方については下記の記事をご覧ください。
The Sandboxとは?登録・始め方と仮想通貨SANDと土地の購入方法【サンドボックス】
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Decentraland(ディセントラランド)
Decentraland(ディセントラランド)は、The Sandboxと同様、イーサリアムのブロックチェーンゲームです。
The Sandboxはブロックっぽい世界ですが、Decentralandはリアルに近い雰囲気です。
The Sandboxと同様、土地やアイテムを売買するマーケットプレイスもあります。
MANAという仮想通貨が使用されており、換金することができます。
UPLAND(アップランド)
ブロックチェーン版のモノポリーとして人気になりつつあるゲームです。
モノポリーとは、不動産を取引したり、建物を建設したりすることによって、資産を増やし、プレイヤーと競うボードゲームです。
このゲームは、ブラウザがあればできるので、始めやすいです。他のブロックチェーンゲームは暗号資産のウォレットが必要だったり、結構、前準備が必要です。
不動産の利回りでUPXというトークンを受け取ることができます。
下記から登録すると、5,000UPX(約500円分)のボーナスがもらえるようになっているので、興味のある人はどうぞ!
Splinterlands(スプリンターランド)
Splinterlands(スプリンターランド)は、トレーディングカードのブロックチェーンゲームです。
ゲームに勝利することで仮想通貨やカードがもらえます。
Axie Infinity(アクシーインフィニティ)
Axie Infinity(アクシーインフィニティ)はAxieというキャラクターを育成するブロックチェーンゲームです。
Axieを育てて、バトルやクエストを行います。
特にフィリピンで人気です。フィリピンの平均的な月収は1万フィリピンペソ(約2万円)ですが、Axie Infinityだけで生計を立てている人もいるそうです。
CryptoKitties(クリプトキティーズ)
CryptoKitties(クリプトキティーズ)は、猫をモチーフとしたコレクティブルNFTを売買することで仮想通貨を稼ぐことができます。
ゲーム内の猫は売買・交配したりできる、育成ゲームです。
…
以上、コミュニケーション、オンラインゲーム、ブロックチェーンゲームの分野で有名なサービスを紹介しました。
メタバース関連の仕事をしたいと思っている人は、体験しておくことをお勧めします。
UPLANDが少額で最も始めやすいですし、資産にもなるので、最初にやるゲームとしておすすめです。
メタバースと仮想通貨の関係
メタバースの具体的なサービスを紹介しましたが、もうお分かりの通り、仮想通貨(暗号資産)と深く関わっています。
特にブロックチェーンゲームは、ゲームをプレイすることで仮想通貨を稼ぐことが可能です。
正確に言うと、ゲーム内でゲーム内通貨を稼ぎ、それを換金することで現実世界でも使えるお金を得ることができるということです。
「ゲームはただの時間の浪費」と考えていた思慮深い大人の層も参加することが予想されます。
なので、メタバース関連のサービスを作る仕事をしたい人は、仮想通貨やNFTの分野も詳しい必要があります。
メタバース開発が仕事のエンジニアやデザイナーに必要なプログラミング言語とスキルについては、下記の記事で解説しています。
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これからメタバース関係の仕事に就こうと考えている人の参考になれば幸いです。