てぃかしです。
退職のお時間です。
今回は、会社を辞める前に考えておくべきこと、6つ+1つを紹介していきたいと思います。
僕は先日会社を辞めて、脱サラしたことがあります。
会社を辞める前に考えたことというのがあります。
僕が考えたことと、一般的に考えた方が良いことを紹介していきたいと思います。
目次
会社を辞める前に考えること
①辞めてからの計画を立てる。
1つ目、辞めてからの計画をたてる。
辞めて、何をするかをまず決めておきましょう。
決めずに辞めるのは無謀すぎます。
今の状況が嫌だから辞めるのではなくて、前向きに自分にとって良い道をあらかじめ決めておくということです。
パターンとしては主に3つあると思います。
1つ目が、転職する。
2つ目が、勉強する。
3つ目が、起業の準備やフリーランスの準備をする。
よく在職中に転職活動をして、内定をあらかじめもらっておいた方が良いと言う人もいます。
でも、それは必ずしも正しいとは言えません。
辞めてから転職活動をせずにちょっと休んで、ニートの期間があった方が自分を見つめ直す時間とか勉強時間が取れたりするので、個人的には在職中に転職活動はあまりしない方が良いかなと思います。
失業保険もあり、転職活動をしつつ給付がもらえる制度があるので、そんなに急がなくても良いかなと思います。
これもよくある意見として、「ブランクの期間があると転職に不利になるんじゃないですか?」という人もいると思います。
これもあまり関係ないと思います。
もちろんそう考える人もいます。そう考える人事もいます。
「この人ちょっとブランクがあるな。何でだろう?」と思う人もいますけど、基本的にブランクがあったら、何でブランクがあったかって、ちゃんと正当に説明できたら全然問題ないと思います。
例えば、勉強をしてたとか、そういうことが言えたら全然問題ないわけです。
ちなみに僕は20代の頃なんですけど、半年ニートして転職した経験があります。
ブランクってあまり関係ないと思います。
②辞めることを伝えるタイミング
2つ目、辞めることを伝えるタイミング。
これは結構迷う人がいるんじゃないかなと思いますけど、これは会社の就業規則をまず確認しましょう。
法律的には2週間前までに伝えればOKですが、普通は1ヶ月くらい前かなと思います。
いきなり退職届を出すんじゃなくて、まずは口頭で話す場を設けてもらって、退職しますということを伝えてください。
そのときに、
「退職したいんです」という欲求を言うんじゃなくて、
「退職します」という意志が固まっていることを、ちゃんと伝えましょう。
そうしないと引き留められて無駄な時間を使うことになる場合があります。
③退職の意は誰に伝えるか
3つ目、誰に言うか?
基本的に直属の上司です。
一般の社員だったら課長、自分が課長だったら部長という感じです。
④退職理由の伝え方
4つ目、退職理由の伝え方。
円満退社を望んでいるんでしたら、基本的に悪い理由は避けましょう。
悪い理由で退職の意向を伝えると、いろいろ引き止めに合う場合があるんです。
例えば、「拘束時間が長くて辛いんです」とか言うと、
「そんなことで辞めるなよ」とか、
「この業務外すから」とか、
そういう変な提案とかされる場合もあるので、いろいろと面倒くさいです。
もう意志が固まっているのに、そんなこと言われてもって…。
なので、悪い理由は基本的に言わない方が良いと思います。
自分自身が面倒というのもありますし、その会社にとっても印象が悪いじゃないですか。
もしかしたら、将来、仕事上で付き合いとか出てくる可能性もあるので、そういう悪い理由を言うのはやめた方が良いです。
でも、場合によっては、悪い理由があっても本音で言った方が良い場合もあります。
どんなときかというと、例えば、
- 上司からパワハラを受けていたとか、
- 過労で体調不良になって鬱になったとか、
- 違法な残業で働かせているとか、
そういった事実があれば、それを理由にすることで会社都合で退職する扱いになるんです。
会社都合で辞めたら何が良いかというと、失業保険の給付が優遇されるんです。
具体的には、退職後、給付制限なしですぐに給付がもらえたり、給付期間が伸びたりするんです。
なので会社都合で辞めれる理由があるのでしたら、それを本音で伝えて、それが原因なので辞めますと言った方が良いです。
どうしても辞めれないなら退職代行サービス
どうしても退職するということが伝えられない人もいると思います。
そういう人にうってつけのサービスがありまして、それは退職代行サービスというんですけど、大体3万円くらいで使えるみたいなので、どうしても言えないという人は、こういうのもありなんじゃないでしょうか。
⑤退職届の内容
5つ目、退職届の内容。
退職届には辞める理由を書きます。
通常は「一身上の都合で退職します」と書いたりするんですけども、先ほども言ったように、パワハラとか明らかに会社に問題があった場合は、それを理由として書きましょうということです。
⑥自分が残した実績をまとめる
6つ目、自分が残した実績をまとめる。
会社を辞めてしまったら、会社のデータは触れることはできません。
自分が何をしてきたかを忘れてしまうと思います。
忘れたら何がダメかというと、次に会社にもし転職するんだったら、自分の実績をアピールしたりしますよね。
なので、細かい数値とか、例えば1200万円を売り上げましたとか、そういう数値はメモしておいた方が良いです。
番外編:会社都合で辞める場合の準備
次に番外編なんですけど、会社都合で辞める場合の準備です。
先ほど会社都合の話がありましたけど、会社都合で辞める場合にどんなことをしたら良いのかということです。
まず、証拠を残しましょう。
会社にどんな問題があったのか、どんな原因があったのかというのは、証拠を残しておく。
例えば、パワハラをされていたんだったら、それの音声データとかメールとかを保存しておく。
あと、同僚の証言も証拠として有効とみなされることもあります。
あと他に、法に触れるような残業時間をさせられていたということであれば、その記録データとかを残しておく。
これもさっき言ったんですけど、会社都合で辞めることができたら、失業保険でもらえる給付が優遇されるんです。
なので会社都合で辞めた方が自分にとってプラスになるということなんです。
具体的な数値を言うと、給付率が年齢と賃金日額に応じて、45%~80%の範囲で決まるということになっています。
自己都合の場合だったら、
10年未満保険に入っていたら90日、
10年から20年だったら120日、
20年以上だったら150日(5ヶ月)の給付が受けられると、
会社都合の場合は、それが長くなって、給付がすぐに受けられると、
自己都合の場合はすぐに受けれないんです。3ヶ月の制限があるんです。
そこから3ヶ月後で、初めて給付がもらえるということなんです。
会社都合の場合は、3ヶ月から最大8ヶ月分もらえたりするので、結構大きな違いなので、ゆっくり転職活動したいんだったら会社都合で辞めた方が有利と、ゆっくり考えられるということです。
ということで、今回は会社を辞める前に考えるべきこと6つ+1つでした。