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【まとめ】エンジニア転職・就職に資格はおすすめ?IT系の民間&国家資格を紹介

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IT資格

ITエンジニア経験5年のてぃかしです。

今回は、IT系資格について、必要なのか不要なのか」、「どのような資格があるのかについて書いていきます。

これからIT系の職種に就こうと思っている方や、現在IT系の職種で働いている方に参考になる記事だと思いますので、ぜひご覧ください。

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内容は下記の目次の通りです。

資格を取るメリット

資格を取るメリット

まずは、資格を取るメリットは、主に以下の2つがあると思います。

  • スキルを客観的に証明できる
  • 知識を体系的に学べる

例えば、人を採用をするときに、資格を持っている人と、持っていない人がいて、他の条件が同じ場合は、資格を持っている人が採用されやすいです。

このように、就職や転職で、資格が有利に働くことがあります。

僕はサラリーマン経験が10年ありますが、仕事では、資格が必要になることはほぼなかったです。

IT系資格を取るために学んだことが、仕事で活かせることはあると思いますが、この資格を持っていないと、この業務はできません」ということは、医者や弁護士でもない限り、ほぼないです。

資格は就職や転職をする時に、有利になることがメリットです。

資格を取るデメリット

デメリットは、資格を取得するために勉強時間が必要ということくらいです。

なので、資格は取っておいて損はないと思います。

次に、IT系資格について話をしていきます。

IT系の国家資格

IT系資格に限らず、資格には「国家資格」と「民間資格」があります。

まずは、この2つに分けて書いていきます。

IT系の国家資格は、レベル1~4に分類できます。

この分類は、僕が勝手に決めたのではなく、ITSSという経済産業省が策定したIT人材のスキル体系に基づいています。

ITSSに基づいてレベル分けされた、レベル1~4の資格を紹介します。

ITSS レベル1「ITパスポート」

ITパスポート

レベル1は、「ITパスポート」です。

これは、有名だと思います。

IT系の仕事が未経験の方におすすめの資格です。

IT系の基本知識が学べます。そして、その知識を証明する資格です。

対象者像は、次のとおりです。

「情報技術に関する基礎的な知識をもち、情報技術に携わる業務に就くか、担当業務に対して情報技術を活用していこうとする者」

試験は、パソコンを使って問題を解答していく形式です。

出題分野は、

  • テクノロジ系(IT技術)
  • マネジメント系(IT管理)
  • ストラテジ系(経営全般)

の3つに分類できます。

合格基準は正答率60%以上で、合格率は50%前後の比較的簡単な試験です。

ITパスポートは1ヶ月勉強すれば、合格できるレベルにはなれると思います。

ITSS レベル2 「基本情報技術者」

レベル2は、「基本情報技術者」です。

対象者像は、次のとおりです。

「高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者」

基本的に、ITパスポートを合格できるレベルの人が受ける試験ですが、ITパスポートに合格していない人も受験できます。

レベル分けはされていますが、いきなりレベル2や3から挑戦することも可能です。

基本情報技術者の合格率は25%前後です。

ITパスポートの合格率が50%前後なので、それと比べると、少し難しくなります。

基本情報技術者に合格するには、まとまった勉強時間が必要だと思います。

全く知識がない場合は、仕事や学生をしながらであれば、半年ほど勉強が必要だと思います。

基本情報技術者の注意点は、「プログラムの問題」があることです。

これが苦手な人もいると思います。

ここがクリアできないので、合格できない人もいると聞きます。

プログラムの問題が苦手な人は、基本情報技術者と同じスキルレベル2の「情報セキュリティマネジメント試験」があるので、そちらを受けるのも良いと思います。

それに合格したら、次のレベル3、レベル4に行く流れでも良いと思います。

ITSS レベル3「応用情報技術者」

レベル3は、「応用情報技術者」です。

対象者像は、次のとおりです。

「高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者」

文字通り応用です。基本情報技術者に受かった人が対象の資格です。

応用情報技術者は、実務未経験の人には少し難しいと思います。

主な対象者は、数年の経験を積んだシニアプログラマやシステムエンジニアです。

合格率は20%前後です。

ITSS レベル4 エンジニア系・マネージャー系の資格

レベル4には、いろいろな資格があります。

「エンジニア系」と「マネージャー系」の2つに分類できます。

エンジニア系資格

エンジニア系には、次の資格があります。

  • 情報セキュリティスペシャリスト
  • ネットワークスペシャリスト
  • データベーススペシャリスト
  • エンベデッドシステムスペシャリスト
  • システムアーキテクト

簡単に説明すると、

情報セキュリティスペシャリストは、情報社会で不可欠なセキュリティを担当します。

ネットワークスペシャリストは、ネットワークの設計・運用を担当します。

データベーススペシャリストは、データベースを担当します。

エンベデッドシステムスペシャリストは、携帯電話、スマートフォン、カメラ、炊飯器、エアコンなどの組込み系システムの設計・構築・製造を担当する人です。

そういった方が、エンベデッドシステムスペシャリストの資格を取っておくと良いと思います。

システムアーキテクトは、「システムの開発に必要となる要件を定義し、それを実現するためのアーキテクチャを設計し、情報システムについては開発を主導する者」です。

レベル4のエンジニア系の資格はいろいろありますが、情報セキュリティスペシャリストの資格を取っておくと、就職や転職のときに、どの企業でも印象が良くなると思います。

理由は、多くの企業で、セキュリティ意識が高まっているからです。

マネージャー系資格

マネージャー系資格

マネージャー系には、次の資格があります。

  • ITストラテジスト
  • システム監査技術者
  • ITサービスマネージャ
  • プロジェクトマネージャー

今まで説明したのは国家資格ですが、民間資格もあります。

IT系の民間資格には、次のような資格があります。

  • AWS認定試験
  • オラクルマスター
  • Java SE 11認定資格
  • PHP技術者認定試験
  • Microsoft認定資格プログラム
  • シスコ技術者認定プログラム

など

最近は、クラウドサービスも多くなっているので、AWSの資格を持っていると良いと思います。

AWSを使っている企業であれば、印象が良くなって、採用されやすくなると思います。

他の民間資格は、名前から大体分かると思います。

シスコ技術者認定プログラムは、Cisco製品に関する知識やネットワーク技術を習得したい人向けの資格です。

シスコ技術者認定には5つのグレードがあります。

その中で、最も人気がある試験は、「アソシエイト」レベルに属する「CCNA」です。

ネットワーク関係の仕事に就こうと思っている方、もしくは就いている方は、CCNAは有効だと思います。

CCNAに関しては、資格を取得するためのスクールがありまして、「ネットビジョンアカデミー」と言います。

興味のある方は、下記をご覧ください。

ネットビジョンアカデミーはコチラ


結局、IT系資格は必要?不要?

ということで、IT系の国家資格と民間資格を紹介してきましたが、何かピンとくるものはありましたか?

IT系資格は、必要なのか不要なのかについて話していきます。

冒頭でも言いましたが、IT業界に就職や転職をする方は、有効だと思います。

理由は、それが知識や技術の証明となり、採用されやすくなるからです。

既にIT企業で働いている方は、資格の勉強をしても、実務にあまり活かせないと思います。
※AWS認定などの例外はあります。

実務と資格の勉強は少し違うので、実務をしている方は、実務に関しての勉強をした方が良いと思います。

将来、IT業界に転職を考えている方は、実務をしながら、休日に目的の職種で活かせる資格の勉強をするのも良いと思います。

IT系資格が勉強できるスクール

今回紹介したIT系資格の勉強ができるスクールがあります。

例えば、「スタディング」というオンライン資格講座があります。

他には、「オンスク.JP」があります。

ここは、様々な資格学習が980円で受け放題なので、お得に勉強できて良いと思います。

オンスク.JPの評判については以下の記事をご参考ください。

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あとは、有名どころでいうと、「TAC」がありますね。

就職や転職のために資格取得を目指す方は、独学でもスクールでも、どちらでも良いと思います。

そうやって自己研鑽を日々行う人を、すごく尊敬します。

知識を身に付けると、仕事も楽しくなると思うので、そういった面でもおすすめです。

ということで、今回は以上です。

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てぃかし

当ブログの運営責任者。 エンジニア、プログラマー、YouTuber、ブロガー、Webマーケター。 1987年生まれ。 滋賀県出身。 同志社大学 工学部 エネルギー機械工学科 卒業。 滋賀に18年、京都に4年、大阪に3年半、東京に7年ほど移り住む。 その後、滋賀に戻り、これまでの経験をもとにフルリモートで様々な仕事をこなしている。 経験した仕事は、数学の塾講師、マーケティングコンサルタント、エンジニア、SEOコンサルタント。個人では、ブログ運営、YouTubeの企画・撮影・動画編集を1人で行なっている。 YouTubeでは主にプログラミングスクールの体験談やエンジニア転職の方法を実体験をもとに配信することから始め、人生で役立つハウツーを発信。 blogでは、YouTubeでは話さない役立つ内容やお得情報を執筆。 プログラミングスクール「テックキャンプ」のアンバサダーに認定され、テックキャンプアンバサダーとして、テックキャンプ関連の情報発信や相談も行なっている。

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