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どうも!エンジニアのてぃかしです。

この記事では、エンジニア就職や転職の選考の際に実施されることがある「適性検査」について解説します。
どんな仕事でもそうですが、エンジニアも向いてなければ、他の仕事をした方が良いかもしれません。
これからエンジニアになろうと思っている人は、エンジニアの適性検査がどんなものであるかしっかり理解しておきましょう。
- 「エンジニアの適性検査とはどんなものなのか?」
- 「適性検査を受ける前に勉強は必要なのか?」
- 「適性検査問題のサイトはどんなものがあるのか?」

この記事を読めば、このようなことがわかります。
内容は下記の目次の通りです。
エンジニアのIT能力適性検査とは?
適性検査とは、文字通り、適性を検査することです。
テスト(筆記試験)とは違い、知識が問われる問題は基本的にありません。
エンジニアの適性検査はIT能力を問うために行われるため、IT能力適性検査と呼ばれたりします。
あくまでエンジニアに向いているかを検査するものです。
「適正」ではなく「適性」なので、性格を検査する目的であることがわかります。
能力の高さを決定づけるものではありませんが、検査の結果が悪い場合は、エンジニアには向いていないということになります。
エンジニアは、論理的思考能力、計算力、読解力などが必要なので、それらを測定する問題が出題されます。
そもそもエンジニアって何?と疑問に思った人は、下記の記事をご参考ください。
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適性検査で落ちる可能性はある?
適性検査は試験(テスト)ではありませんが、適性検査の結果によって不採用・落ちる可能性はあります。
「それをテストと言うんだよ!」というツッコミが入りそうですが、あくまで検査なのです。企業に落とされても、気は落とさなくてもいいです。
エンジニアの適性検査問題のテスト対策は必要?
落とされる可能性があるなら、エンジニアの適性検査問題のテスト対策は必要なのでしょうか?
答えは
ある程度の対策は必要
です。
ただし、適性検査のために何ヶ月も勉強をする必要はありません。
対策としては、どんな適性検査があるかを知り、それぞれ類似問題を一通り解いておく程度で問題ありません。
どんな問題が出るかを把握しておく程度で良いです。
では、適性検査の種類は、どんなものがあるのでしょうか?
適性検査の種類と対策
適性検査は、就職や転職の一次選考の際に行われることが多いです。
適性検査の種類は、色々ありますが、よく実施される適性検査は、下記の4つがあります。(最初の2つはエンジニア向けです。)
- CAB
- ATPP
- GAB
- SPI
CABとは
CABとは、Computer Aptitude Batteryの略で、SHL社が提供しているコンピュータ職適性テストです。
IT系企業の選考で多く採用されています。
テストは、「暗算」「法則性」「命令表」「暗号」といった論理的思考を測定する問題と性格診断で構成されています。
対策は記事の後半で紹介するサイトや書籍で一度問題を解いておくと良いでしょう。
書籍は下記のような本があります。
ATPPとは
ATPPは、IBM社が作った適性検査です。
数学や算数の問題が出題されます。
なので、適性検査とはいえ、数学的な知識が必要です。行列や数列関係の問題が出ることがあります。
過去問や問題集はないですが、CABの対策と行列、数列の範囲を見直しておけば良いでしょう。
GABとは
GABとは、Graduate Aptitude Batteryの略で、SHL社が提供している総合適性診断テストです。
総合商社や専門商社など、高い知能が要求される総合職用の検査としてよく採用されています。
解答には特に文章の読解力が必要です。
どちらかというと、エンジニア向けではありませんが、エンジニアでも出題される可能性はあります。
先ほど紹介した本でも対策できます。
SPIとは
SPIとは、Synthetic Personality Inventory の略で、リクルートマネジメントソリューションズが提供する適性検査です。
性格と能力、2つの領域を測定します。
性格検査では、日頃の考え方についての質問に回答することによって、どんな人か、どのような仕事が向いているかが検査されます。
能力検査では、知的能力が検査されます。具体的には、「言語分野」と「非言語分野」の2パターンの問題あります。
適性検査の中では最も有名で採用されているものですが、CABほどエンジニア向けではありません。
対策は、後半で紹介するサイトや下記のような本で対策が可能です。
エンジニアとプログラマーの適性検査は違う?
エンジニアとプログラマーの適性検査で見られるところは違うのか?
よくこういった質問をされることがあります。
結論、適性検査においては、エンジニアでもプログラマーでも違いはほぼないと言っていいでしょう。
なぜこのような質問が出てくるかというと、そもそもエンジニアとプログラマーの違いをよく理解していない人がいるからだと思います。
エンジニアとプログラマーの違いについては下記の記事で解説しています。
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エンジニアの適性検査ができるサイトまとめ
最後にエンジニアの適性検査問題に関連するサイトをまとめておきます。
選考で適性検査があるという人はもちろん、これからエンジニアになろうと思っている人は、自分がエンジニアに向いているか知るために一通りどんな問題があるかチェックしておくことをおすすめします。(どれも無料です。)
GEEK JOBのプログラミング診断
「GEEK JOB」という無料のプログラミングスクールのサイトに、「プログラミング診断」があります。
7分でプログラマーとしての適性はもちろん、転職後の想定年収、プログラミング適性も分かるものとなっています。
マナラボのCABテスト
CABテストがどんなテストか知りたい人は、マナラボのCABテストをしてみると良いでしょう。
3分でエンジニアやプログラマーの適性がわかります。
一般社団法人 エンジニアリング協会の適性診断
一般社団法人 エンジニアリング協会の適性診断は、プロジェクトを進める立場の役割で、一般的にどのような行動が適当とされるかのケースをもとに作成されています。
15個の設問を答えることで、「自分の行動がエンジニアリング業界で活躍していくのに向いているかどうか」がわかります。
テックアカデミーのオススメコース診断
適性検査ではありませんが、何を学習していいかわからない人は、テックアカデミーのオススメコース診断を受けてみると良いでしょう。
適性検査や面接の対策はエージェントへGO
選考では適性検査を行う企業は多いです。
企業側としては、エンジニアに向いていない人を採用してしまうリスクを減らすことに役立ちますし、求職者としては、自分が向いているかどうかをチェックするのに役立ちます。
よっぽどでない限り、適性検査で落とされることはありませんが、対策を全くしていないと当日にテンパって正しく問題を解けないこともあります。
そうならないようにあらかじめどんな問題があるかはチェックしておきましょう。
上記で紹介したサイトでも適性はチェックできますが、もっと深く適性をチェックしたい人は、その分野を熟知している人と会話してみると良いでしょう。
そういう意味でも、就職・転職エージェントに相談したり、プログラミングスクールの無料相談を利用してみることはおすすめです。
どの企業がどんな適性検査を実施するかを事前に教えてくれることもありますし、業界のことを色々と教えてくれます。
それを聞くことによって、自分がエンジニアに向いているかをより知ることができます。
エージェントについては、下記の記事でまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
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