この記事は、未経験は面接すら行けない?30代プログラミング実務未経験者のエンジニア転職の追憶#3の続きです。
プログラミングスクール卒業後、エンジニア転職を目指す100日間の軌跡を追憶していく第4弾です。
2020年1月後半は面接の数が一番多かった時期でした。(2020年2月に振り返ったことを記事にしています。)
転職活動も終盤!納得のいく内定は出るのか?
エンジニア転職がいかに辛いかが最も伝わる時期の記事です。ぜひ参考にしていただけたらと思います。
今回の内容は下記の目次の通りです。(タイトルをクリックしたら、その場所に飛びます。)
不採用通知の連続
1月前半で応募した企業の不採用通知が連続して届いていたので、気分的には
「俺大丈夫かな?」
そんな気持ちでした。
ネガティブな気持ちで面接に臨んでいました。
新宿のSES企業に面接
2020年1月17日。僕は新宿にいました。
その日は、様々な事業を展開している会社の一次面接でした。
「様々な事業」といっても、SESとか、SI事業とか、ITS事業など、色々やっていて、結局メインでは何をやってるか、よくわからない会社でした。
今回の転職ではまだ聞かれたことがなかったのですが、「辞めた理由」も直球で質問されて、ちょっと面食らいました。
エンジニア転職で聞かれることはだいたい決まっているので、対策はしておきましょう。下記の記事が参考になります。
技術的な質問ある?未経験ITエンジニア転職・就職の面接で聞かれること
今回は、僕がエンジニア転職の面接の時によくされた質問10個とその回答例について書いていきます。 この質問10個の中には、エンジニアでなくてもされるような質問もありますが、ピックアップしている質問はエン ...
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その企業はJavaをメインに開発を行っているとのことでした。
Javaの案件が7割。
応募してて感じたことですが、Javaの案件を扱ってる会社って結構多いです。
あと .NET や C# などの案件も多いと思いました。
「若い人に優ってる部分はどういうところですか?」
という質問があったのですが、これがちょっと答えにくかったです。
想定してなかったので、「うーん」って考えてしまったのですが、
「社会人経験が若い人より長いので、コミュニケーション能力は優ってると思います。」
という、そりゃそうだろっていう回答をしかできませんでした…。
そういう質問もあるので、面接受けるアラサー以上の人はこの手の質問は対策しておくといいと思います。
基本的な面接対策は、下記の記事で解説しています。ご参考ください。
転職の面接対策・準備すべき7つ〜自己PR、転職・志望理由、将来像の伝え方〜
今回は転職で必要な面接の対策について、僕なりの戦略を書いていきたいと思います。 僕はエンジニアですが、塾講師から営業、営業からSEの転職経験がありますが、今回は転職する人は誰しも理解しておくべき内容を ...
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この企業の結果は不採用でした。
理由は、「より条件に合致する候補者が他にいたため」ということでした。(年齢、実務経験なしであったことがネックだったようです。)
AI事業を展開している会社の面接
そして日が変わり、1月18日。
僕は新横浜にいました。
この日はセンター試験の日で、電車も混んでいました。
この日、面接に行ったのは、AI分野の事業を展開している企業でした。
募集内容を見ると、数学の知識が活かせるようだったので、アピールができそうだと思いました。
僕は過去に数学の講師していたことがあります。
面接は、終始穏やかでした。
面接官は一人で40代くらいの方でした。喋りやすく、優しそうな方でした。
AI分野の事業をされているということだったので、Pythonを使っているのかと思いましたが、C言語がメインとのことでした。
あとJavaも使っているようでした。
個人的にRuby、Pythonあたりを使っていきたいと思っていたので、その点は悩みどころですね。
でも雰囲気はすごく良いと思いました。
やっていることも今の時代、これからの時代に合っていると感じました。
AIの分野なので、これから伸びてくると思いました。
この企業の結果は、一次面接通過!
人柄を特に評価いただけたようでした。
Javaメインのシステムインデグレーション企業との面接
そして、日が変わり、1月20日。
この日、僕は秋葉原にいました。
システムインテグレーションの事業をしている会社との面接でした。
フロントやサーバサイドなどはもちろん、ビッグデータの解析も事業として行っているようです。
使用言語は、Javaですが、Rubyが使える人も歓迎しているようでした。
面接は、50分くらいでした。
最初10分ほどでアンケート用紙を書いて、それをもとに面接をするという流れでした。
個人的には話しやすかったです。
Javaをメインに開発しているということでしたが、RubyやPythonも今後、開発の分野を広げていく予定とのことでした。
その点も良いと思いました。
新しいことにチャレンジしていく会社ってすごく良いと思いましたが、
この企業の結果は、不採用でした。
理由は、より条件に合致する候補者が他にいたからということと、スキルと希望給与が合わないと判断したとのことでした。(希望としては450万円ほどを伝えていましたが、350万円が限界のようでした。)
数学のスキルが生かせる仕事がある企業との面接
同じく、1月20日、午後。
僕は、新宿三丁目にいました。
AI分野の会社の面接でした。
大学の数学のスキルを活かせるので、自分に向いてそうだと思い、応募をしてみました。
配属先がAIの「ニューラルネットワーク課」というところで、人数は少なめ、3人とのことでした。
経験豊富な本部長がいる環境なので、学べることも多いと感じました。
面接は、時間としては1時間くらいでした。
アンケート用紙を書く時間が10分〜15分くらいありました。
数学のスキルを全面的にアピールできました。
感触もいい感じではありましたが、研究開発をするようでした。
研究開発に行くのは、当初の目的と違うので悩みました。
面白そうですが、エンジニアとして個人で生きていきたいと思っている僕としては、研究を仕事にするのは良くない選択なのではないかと思いました。
この企業は、一次面接通過しました。
今までの経験(数学の知見など)を特に評価いただけたようでした。
エンジニア転職では、過去の経験や前職の経験をアピールすることは効果的です。これもテクニックの1つと言えます。
未経験者のエンジニア転職成功テクニックについては下記の記事で解説しています。ご参考ください。
未経験エンジニアの転職成功テクニック〜面接対策、ポートフォリオ、注意点〜
未経験からエンジニア転職をした てぃかし です。 2020年、僕自身、エンジニア転職の活動をしていました。 無事、納得のいく良いと思った企業に転職ができました。 転職活動をしていたわけですが、転職活動 ...
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ビッグデータ分析を行っている会社との面接
日が変わり、1月23日。
この日、面接に行った会社は、ビッグデータの分析の仕事ができる会社でした。
リクルートエージェント経由でしたが、企業側からオファーがありました。
面接確約のオファーでした。
僕が面接に行きたいって言えば、必ず面接対応してくれるというものです。
面接は1時間ほど話しました。
面接官がものすごく熱心で、会社のことを詳しく説明してくれたのですが、長くてちょっと疲れました。
「空気読めないエンジニア」って感じがしました。個人的にちょっと微妙でした。
最後に採用担当の女性一人と話すことになりましたが、その人との会話に違和感を感じました。
「何か聞きそびれた事ないですか?」
と聞かれたので、副業に関して質問してみました。
ブログ運営のことを話すと、
「え、それはどいういう事ですか。取材活動ですか?それは社内で審査が必要です。」
なぜか口調が喧嘩越しでした。
内定もらってもお断りしそうだなと思っていたところに、不採用通知が来ました。
理由は企業側の組織構成上、ポジションが合わなかったため、という話でした。
データドリブンマーケティングの企業との面接
日が変わり、1月27日。
この日は有楽町で面接でした。
「データドリブンマーケティング」の事業をしている会社です。
データサイエンティスト、データエンジニアなどと呼ばれるAIに関する職種の募集です。
この時期くらいから徐々に、AI業界が気になってきてたので、応募しました。
面接は、時間としては1時間弱でした。
技術的な質問はあまりなくて、今までの転職理由の話や志望動機の話などを深く突っ込まれました。
その辺は、常に考えてる事なので話せました。
しかし、この企業の結果は、不採用でした。
理由は「より条件に合致する候補者が他にいたため」でした。
スマホアプリを開発している企業との面接
日が変わり、1月28日。
この日は渋谷で面接でした。
午前中の面接でしたが、やっぱり朝は辛いですね。
スマホアプリをメインに開発している会社でした。
使っている言語はKotolin、PHP、Javaなどです。
2人の面接官と話をしましたが、とても話しやすく良い方々でした。
僕がやっていること(ブログ運営など)についてもポジティブに耳を傾けてくれてました。
スマホアプリの開発がメインの会社ですが、データ分析やAIなどの新しい分野も事業としてやっていく予定とのことでした。
入社したらいろんなことができる会社だと思いました。
しかし、この企業の結果は、不採用でした。
理由は、「活躍いただける場を提供することが難しい」とのことでした。
AI事業を展開している企業との2次面接
そして日が変わり、1月31日。
この日は新横浜にいました。
以前、新横浜行きましたが、その企業の2次面接です。AI分野の会社ですね。
1次選考の時にAI分野の知識が心配だとご指摘を頂いていました。
2次選考では、それをどうキャッチアップするかを質問するとのことでした。事前にエージェントから教えてもらえました。
面接は、社長の方が対応してくださったのですが、沈黙が多かったですね。
僕の職務経歴書を見つめて、「うーん」と考え込む場面が多かったです。
スキルに関してちょっと厳しい部分があると言っていました。でもすごく真剣に考えてくださっていました。
しかし、結果は、不採用でした。
理由は「今までの経験とスキルが企業の求めるものと若干異なったことと、用意できるポジションが現状見つからなかった」とのことでした。
1月の転職活動の感想
こんな感じで、1月後半は受けるジャンルも少し増やし、AIを事業としている会社に応募したりもしました。
今まではRubyやPHPなどの開発経験が積めるところが良いと考えていましたが、AIの分野にも興味が出てきました。
AI関連の企業も応募していきました。
特にデータ分析に興味を持っていました。
昔から、何かを分析するは好きなんですよね。
AIの分野はPythonを使うことが多いです。
Pythonは、人気な言語でこれから伸びてくると個人的にも予想してるので、Pythonを使った開発や分析なども興味があります。
そのような仕事ができそうな企業も積極的に応募していきました。
1月の転職活動結果
という感じで、1月は内定0という結果でした。
12月は内定1件もらえましたが、1月は内定0ということで、この結果は厳しいと思いました。
30代プログラミング実務未経験転職は厳しい…
ちなみに同期のスクール卒業生(30代)の知り合いは、僕の2倍近くの数を応募して、この時点で内定0と言っていました。
やはり、一般的に実務未経験の30代のエンジニア転職は難易度が高いようです。
条件にこだわらず、どこでも良いならすぐ決まるんですけどね。
20代の卒業生は比較的多く内定が出ているようです。
では、2月の話に入っていきたいと思いますが、続きは次回の記事で!
次回の記事はこちら↓
採用決定?30代未経験者のエンジニア転職!就活の希望と追憶!年収は…#5
どうも!てぃかしです。 この記事は、僕のエンジニア転職の追憶、第5弾です。 前回の記事は下記の記事をご覧ください。 今回の記事で進路が決定します。結末はいかに?それではどうぞ! 前回までのあらすじ エ ...
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エンジニア転職の活動中にしておくべきことは下記の記事でまとめています。そちらもぜひご参考ください。
未経験ITエンジニア転職・就職活動の面接までにやることと応募のコツ【エンジニアロードマップ③】
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