【tech boost】フリーランスエンジニアを目指す僕がプログラミングスクールのキャリアアドバイザーに相談してみた~ヒアリング編~

こちらこそ、よろしくお願いいたします。

てぃかしさん、本日はよろしくお願いします。

はい。私は、新卒で大学を卒業した後に、富士通という会社に入りまして、インフラのSEとしてキャリアをスタートしました。

そこから、いろいろな現場を経験して、一番長かったのが官公庁系のプロジェクトで、システム基盤の運用プロジェクトのPMの補佐くらいまではしたかなという感じです。

そこからは、七転八倒で、兄が起業してるんですけれども、兄が会社を手伝ってくれって言ってきたのがきっかけで、

会社を辞めまして、独立していろいろと辛酸もなめつつ、「フリーランスも甘いところじゃないんだ」ということを肌で実感しつつ、

そこから、自分でいろいろなエンジニアの方々だったり、一般の方々向けにも、コーチングやキャリアデザインをしてきました。

このスキルをもっとつけたいなということがあり、独立支援だったり、プログラミングをこれから学んでいきたいという方だったり、

フリーランスを目指す方々向けにアドバイスができればと思って、今の現職に就いています。

そうです。

今のてぃかしさんのご経歴、スキルセットをお聞きしてもいいですか？

ありがとうございます。ご入社されたのが、いつでしたっけ？

なるほど、ありがとうございます。そもそもフリーランスになろうと思ったきっかけはありますか？

なるほど、僕もサーバーの監視とか、死活監視とかめちゃめちゃやってました（笑）

土日とかも、Systemwalkerから通知が飛んでくるメールを見て、ヤバイ！みたいなのがあって週明けに対応したりとか、地味な割にスキルがつかないっていう（笑）

そうですね。なるほど、そこからご自身でキャリアを作っていきたいという考えがあって、汎用性のあるスキルって何か考えていたところで、PHPだったり、Web系の方にシフトされたってことなんですね？

フリーランスになるにあたって、相談されたいことがある感じですか？

実際、フリーランスになろうと思ってなれる人と、なれない人がいます。

どれくらい経験を積めばフリーランスになれるかの答えはありません。

なので、その方のスキルセットだったり、今後の指向性がキーポイントになります。

ただフリーランスになるというだけだったら、半年から1年でも確かに十分可能ではあります。

はい、低単価の案件が中心になっちゃうかと思いますがいけますね。

もうアルバイトレベルですね。

そうですね。

その額だとフリーランスになるうまみがないですが、

とは言え、自由度を担保するというところが目的の方で、かつ副収入があって、「プログラミングが趣味」みたいなフリーランスの方もいらっしゃいます。

そういう場合だと、ありかなというか

イメージとしては前者ですね。てぃかしさんがおっしゃっていただいた前者の方が近いです。

週5常駐とかになってくると、フリーランスになると即戦力が求められるので、半年、1年ではまだまだ実務経験が足りないと判断される場合がほとんどです。

そうですね。

平均で言うと、2年くらいを目安で考えていただければと思います。

例えば、王道のJavaとPHPのエンジニアだったら、大体2年間くらい案件に従事されていると、おそらくある程度システムの中身が分かってくると思います。

あとは、実装を最初はメインでやられていて、ペアプロというか、メンターみたいな方がそばにいて、聞きながらやるという段階から、もう一人称で開発できるとか、あとはもう機能改修の面では、お客さんと直接やりとりするということも生まれてくるくらいの年数だと思うんです。

そうなってくるとシステム全体が分かっていて、その中でPHPないしは、Javaを使って開発していくようなことは、他のシステムでも汎用的にキャッチアップができれば、できるんじゃないかなというふうに判断されるからです。

そうですね。

別の例であるのは、お知り合いから案件をご紹介されたというパターンはあります。

あとは、ちょっと稀な例なんですけれども、本当にかなりモダンな言語でそればっかり学習していたという方だったら、半年から1年くらいでも、フリーランスとして即戦力になる可能性はあります。

まずは未経験の方の場合は、素地が必要なので、実装の際にはスピードまたは丁寧なコーディング、どちらかを徹底的に意識していただければと思います。

てぃかしさんのような、10ヶ月くらい経験がある方の場合は、とにかく自分の担当範囲、領域をどんどん広げることを意識された方が良いと思います。

今は、PHPを使ってサーバーサイドを開発していますか？フレームワークとかを使われていますか？

サーバーサイドを開発している場合だと、もう少しAPIからフロント、見た目の部分までを繋いでいったりとか、逆にサーバーサイドをより深めるという意味で、データベースを触ったりとか、逆にインフラの知見を貯めるだったりという技術的な領域を広げるというのが一つです。

もう一つは、お客さんとより話して、上流に上がって行くという、縦の広がりっていうんですかね。

そうですね。

特にエンジニアさんの場合だと、技術が慣れてしまうと、現場で良いように扱われることが多いと思います。

死活監視とかそうだったと思うんですけど（笑）

そこから少しわがままを言って、きちんとこういうスキルを身につけたいんだとアピールをして、現場で調整させていただくこと、ここは絶対に意識しなければならないですね。

そうですね。

今のめちゃめちゃ例がしっかりしているので、答えやすいんですけど、今の場合だと350万円から400万円は確実に狙えます。

はい、ここはもう確実なラインというイメージです。

はい、フリーランスになってちゃんと週5常駐ができるというレベルの方であれば、大体35万円から40万円くらい税込みで月額単価は入るんです。

余程こけても350万円は割らないですし、400万円は全然堅いかなと考えています。

はい、もし40万円くらい入るのであれば、ざっくりですけど、12ヶ月働けば、480万円は望めるかと思います。

ありますが、あえて仕事がない時期を設ける人が多いかなと思います。

例えば、コロナの時みたいに、かなり経済がガッと落ち込んで、いきなり案件がなくなったみたいなときには、フリーランスの方は弱いと思います。

そのときは、大体1、2ヶ月くらいは、いわゆる待機というか、案件がない状態がありました。

そういう方はかなりいらっしゃったかと思いますが、そこから結局、2020年の5月、6月くらいからはもう順調に回復してきていて、もう案件に従事することはできるようになっています。

そうですね。

最初は、まずはコロナショックがあって、売上が急に立たなくなった企業が続出しました。

それに伴って、内部留保している資金をどういうふうに扱うかというので戸惑って、まずは新規開発はストップすると思うんです。なので、まずはそこで案件が減少しました。

しかし、コロナが長引いてきていて、リモートワークが一般的になっていくに伴って、IT化が必然的に必要になっちゃったんですね。

そうなると、その内部留保したお金をどこに使おうかとなったときには、ITに投資するしかないですね。成長のために。

そこから、段々と開発案件が出てきてて、特にインフラだったりとかです。

もうリモートワークに対応するためのサーバーだったりとか、リモート環境でも開発できる環境を整えたいだったりとか、それに対応できる自社の業務向けのアプリを作りたいみたいな案件が段々出てきています。

ございます。

はい

個人の価値観によりますが、うちのMidworksというサービスを利用される方の場合は結構安心プランというか、独立した後のフリーランスとしての不安定な収入というのもあると思うんですけれども、報酬を保障するみたいな制度もあったりするんですね。

きちんと保障は担保しながら、収入を上げていくということで、Midworksを使う方は結構いらっしゃいます。

そうですね。

ぜひ（笑）

よろしくお願いします。お待ちしております（笑）

正社員の場合は、変な話、挑戦意欲さえあれば、今は人手が足りていないので、挑戦可能です。転職することはできます。

ただし、実際にプログラミングに対してどういう価値観を持っているのかとか、なぜそうなりたいのか、ということをきちんと整理する必要があります。

あとはちゃんとそのプログラミングに触れたことがあるのか、要は、長期的にプログラマーとして、Webエンジニアとしてやっていけるのかみたいなのは結構見られます。

なので、例えばそういったときに、プログラミングスクールの経験があったり、ご自身で開発したことがあって、ある程度の成果物があるとかはかなり有効です。

プログラミングスクール出身の方の方が転職の効率も確率も長けています。

言語でいうと、今一番需要が上がっているものと、そもそもの案件総数が多いものに分けて説明するんですけれど、案件総数が多い順で行くと、Java、PHPです。

Rubyも案件の数はかなり増えてきているのと、需要はやっぱりあります。

大きな特徴として、Rubyの開発案件ってめちゃめちゃ単価が出るんです。

Rubyに関しては、Java、PHPと比べて案件の数も安定しているにも関わらず、そこまでエンジニアの数が少ないので、単価は上がりやすい傾向にあります。

JavaとPHPとRubyを比べたとき、同じようなスキル感であってもRubyの方が単価は高い傾向にあります。

とは言え、需要が伸びている言語は、実はPythonとかGoなんです。

そうですね、ちょっと他に扱っている方が多ければ、お勧めもできるんですけども、学習コストとかを考えると、取っ掛かりやすいJava、PHP、Rubyあたりから始めるという戦略は有効かもしれないです。