
プログラミングスクールに通いたい!
でも、プログラミングスクールって高くない?
何十万するところがほとんど…
スクールに通えば、給付金がもらえる制度があるらしい。
その制度をうまく使えば、格安でプログラミングスクールに通えるのでは?!
給付金がもらえるプログラミングスクールが知りたい!
今回はそんなことを考えている人に向けた記事です。
どうも! プログラミングスクールに通って、エンジニア転職を果たした てぃかし です!
今回の記事では、給付金をもらって、実質最大70%OFFで受講できるプログラミングスクールの一覧とお金を受け取る方法や給付金の種類について解説します。
プログラミングスクールに行くなら、給付金の制度は絶対知っておくべきです。知ってるのと知らないのでは、数十万円の差が出てきます。
お金がハードルでプログラミングスクールで学ぶことを迷っている人はぜひ参考にしてください。
給付金がもらえるプログラミングスクールの一覧だけを知りたい人は、記事の後半をご覧ください。(目次のタイトルをクリックすると飛びます。)
目次
プログラミングスクールでもらえる給付金・補助金・助成金の種類
プログラミングスクールに行くともらえる「お金」があるわけですが、それはどんな種類のお金なのでしょうか?
意味もわからずお金をもらうのは怖いと感じる人もいるかもしれません。
なので、まずはどういうお金なのか、その意味を理解しておきましょう。
給付金・補助金・助成金の意味
支援してもらうお金のことを一般的に「給付金」「補助金」「助成金」と呼んだりしますよね。
給付金、補助金、助成金などは、国や地方公共団体から支出されるお金で、返済は不要です。
給付金は、国や地方自治体が事業主や個人に支給するお金です。補助金や助成金は企業が対象ですが、給付金は個人も対象の範囲に入っています。
個人を対象としている給付金の例としては、失業等給付、育児休業給付金、介護休業給付金、高年齢雇用継続給付金、そして、教育訓練給付金などがあります。
補助金は、国や地方自治体の明確な政策目的と予算が各団体で決められており、申請し、審査が通れば、お金がもらえます。予算があるので、予算オーバーしていたら申請してももらえない可能性もあります。給付金とは違い、企業が対象です。
助成金も、国や地方自治体から支給されるお金です。要件を満たせば、受けることができます。具体的には、「特定求職者雇用開発助成金」があります。特定の対象者を雇用すると1人につき、60万円が支給されます。
以上からわかる通り、個人が対象のものは、給付金です。
教育訓練給付金とは
教育訓練給付金とは、教育訓練を修了した人に、受講費用の一部として支給されるお金のことです。
厚生労働省のホームページに下記のように記載がされています。
教育訓練給付制度とは、働く方々の主体的な能力開発やキャリア形成を支援し、雇用の安定と就職の促進を図ることを目的として、厚生労働大臣が指定する教育訓練を修了した際に、受講費用の一部が支給されるものです。
それでは、プログラミングスクールなどに通う人はどのような給付金がもらえるのでしょう?
教育訓練の給付金はレベルに分かれており、3つの種類があります。
その種類は以下の通りです。
専門実践教育訓練給付金
専門実践教育訓練給付金は中長期的キャリア形成に繋がる教育訓練が対象です。
受講費用の50%(年間上限40万円)が支給されます。
資格取得などを行い、訓練終了後1年以内に雇用された場合は、受講費用の20%(年間上限16万円)が追加で支給されます。
さらに、失業している人が初めて専門実践教育訓練を受講する場合、年齢45歳未満などの一定の条件を満たせば、別途、教育訓練支援給付金が支給されます。
教育訓練支援給付金とは、失業状態の人の訓練受講をさらに支援するため、雇用保険の基本手当の日額80%に相当する額をハローワークから支給する制度です。
月給30万円だった人なら、24万円が支給されます。
最大で56万円、教育訓練支援金がプラスされれば、70万円〜80万円程度の給付金をもらうことができます。
特定一般教育訓練給付金
特定一般教育訓練給付金は、再就職と早期のキャリア形成に繋がる教育訓練が対象です。
専門実践教育訓練給付金は、中長期的にじっくりとキャリア形成を図る訓練が対象ですが、特定一般教育訓練給付金は、速やかに再就職に繋げることが目的です。
訓練後に受講費用の40%が支給されます。上限は20万円です。
一般教育訓練給付金
一般教育訓練給付金は、雇用の安定、就職の促進に繋がる教育訓練が対象です。
訓練後に受講費用の20%が支給されます。上限は10万円です。
ちなみにこの「一般教育訓練給付金」のことを「職業訓練給付金」と呼び、混同している人もいるようですが、教育訓練と職業訓練は異なるものです。
職業訓練は、雇用保険をもらうことができる人が行う訓練です。
ハローワークから受講指示を受けていれば、3〜6ヶ月の間、お金をもらいながら、訓練を受けることができます。これを「職業訓練給付金」と呼んでいる人がいるのだと思います。
教育訓練給付金がもらえるプログラミングスクール一覧
教育訓練給付金がもらえるプログラミングスクールの一覧は下記の通りです。
「DMM WEBCAMP」の専門実践教育訓練給付金
DMM WEBCAMPのCOMMIT 専門技術コースは、専門実践教育訓練給付金制度が適用されています。
経済産業省の大四次産業革命スキル習得講座に認定されています。
条件を満たせば、最大70%が教育訓練給付金として支給されます。
専門技術コースは91万円ほどしますが、実質34万円ほどの負担で済みます。
DMM WEBCAMPについては下記の記事をご参考ください。(インタビューした記事もこの記事の最後に貼ってます。)
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転職保証&給付金あり!DMM WEBCAMPのコースをテックキャンプ卒業生が解説
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「テックキャンプ」の専門実践教育訓練給付金
テックキャンプ(TECH CAMP)のエンジニア転職コースはもDMM WEBCAMPと同様に専門実践教育訓練給付金制度が適用されています。
経済産業省の大四次産業革命スキル習得講座に認定されています。
短期集中スタイルのオンラインプランなら、本来65万円ですが、20万円ほどの負担で受講ができます。
他のプランの負担額に関しては、下記の記事でも書いています。
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【受講料70%OFF】テックキャンプ エンジニア転職が教育訓練給付金制度の対象に!
TECH CAMP 受講検討中の人 テックキャンプが大幅に安く受講できるようになったらしい! どれくらい安くなるの? 具体的にどうやったらお得に受講できるの? 今回は、このようなことを知りたい人にとっ ...
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テックキャンプのホームページの「教育訓練給付制度の画像」をクリックした先のページで、給付金の対象かどうかを簡単に診断することができるので、気になる人はやってみましょう。
Python・AI特化「Aidemy」の専門実践教育訓練給付金
AIを使いこなせる人材になれるプログラミングスクールとして有名な Aidemy(アイデミー)も専門実践教育訓練給付金の制度が適用されています。
経済産業省の大四次産業革命スキル習得講座に認定されています。
48万円の受講費用が14万円ほどの負担で済みます。
Aidemyのホームページでは、給付金の対象かどうかを気軽にチャット(ロボット対応)で質問できます。
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「KENスクール」のwebデザインコースの一般教育訓練給付金
KENスクールのWebデザインコースは、一般教育訓練給付金制度の対象です。
一般教育訓練給付金は、教育訓練経費の20%(上限10万円)が支給されます。
Web実践就転職総合コースは、41万円ほどですが、32万円ほどの負担で済みます。他にも給付金指定講座があります。公式サイトをご参照ください。
KENスクールについて解説した記事については下記をご覧ください。
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WEBデザインやプログラミングが学べる「KENスクール」の評判と特徴(割引情報有り)
スクール検討中の人 WEBデザインやプログラミングを学びたい。 どうせなら、マンツーマン、対面でしっかりと教わりたい。 全国展開しているような大きなスクールで学びたいな。 KENスクールってところが良 ...
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オンライン特化「テックアカデミー」の専門実践教育訓練給付金
オンライン専門のプログラミングスクールとして有名な テックアカデミー(Tech Academy)のエンジニア転職保証コースは、専門実践教育訓練給付金の対象です。
経済産業省の大四次産業革命スキル習得講座に認定されています。
16週間プランは43万円ほどですが、13万円ほどの負担で済みます。
テックアカデミーの専門実践教育訓練給付金の詳細については、下記のページをご参照ください。
テックアカデミーの詳しい解説記事は下記をご参考ください。
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テックアカデミーとコードキャンプを比較【初心者向けオンラインプログラミングスクール】
どうも!てぃかしです。 今回は、オンラインのプログラミングスクールであるTechAcademy(テックアカデミー)について書いていきます。 僕は、CodeCamp(コードキャンプ)のWebマスターコー ...
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教育訓練給付金はいつもらえる?
プログラミングスクール受講後(教育訓練後)、1ヶ月以内にお住まい付近のハローワークに申請し、申請後1ヶ月以内に指定の口座に支給されます。
スクール受講前(教育訓練前)にはもらえないので、自分で一旦、支払う必要があります。そこは注意ですね。
教育訓練給付金がもらえる基本的な条件
一般教育訓練給付金は、65歳未満で3年以上雇用保険に加入している、あるいは加入していた人なら支給されます。
専門実践教育訓練給付金を初めて受給する人は、65歳未満で2年以上雇用保険に加入している、あるいは加入していたなら支給されます。2度目の専門実践教育訓練給付金を受給するためには、10年以上雇用保険に加入している必要があります。
詳しい条件は、スクールの無料カウンセリングか、ハローワークに相談すると良いでしょう。
無料カウンセリングを受け付けているプログラミングスクールの一覧は下記の記事でまとめているので、その中で質問してみても良いでしょう。
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あのプログラミングスクールの無料カウンセリングで質問すべきこと
ITエンジニアに転職する前に業界の人に相談しておきたいことがある。 自分はエンジニアに向いているだろうか? 自分はどんなことから始めたらいいかな? プログラミングスクールはどこがおすすめ? とにかく誰 ...
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教育訓練給付金の制度は利用しなきゃ損!
以上が教育訓練給付金の制度があるプログラミングスクールの一覧とその種類や仕組みです。
教育訓練給付金の存在を知らず、プログラミングスクールの料金を見て、即座に回れ右する人もいますが、かなりもったいないです。
エンジニアになりたい!でもお金が…という人は、絶対知っておきたい制度です。
自分が対象者かどうか微妙だと思う人は、無料カウンセリングで聞いてみると良いでしょう。
プログラミングスクールとお金の話については下記の記事に書いていますので、興味のある人はそちらもご参考ください。
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ぼったくり?プログラミングスクールにお金かけるべき?退職して通うなら貯金はいくら必要か
てぃかしです。 このブログでは色んなジャンルについて書いてますが、中でもプログラミングスクールに行った時の話や、その経過報告なども書いています。 そこでたまに公式LINEの方にプログラミングスクールの ...
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