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エンジニアになりたい!
って言ったら、「エンジニア舐めすぎ」って言われたんだけど…
エンジニアになるのは大変なの?
現役エンジニアに「エンジニア舐めるな」と怒られないための処世術を知りたい…

今回はそんなことを考えている人向けの記事です。

どうも!現役エンジニアの てぃかし です!
未経験からエンジニアを目指す人が最近多いです。
エンジニアを目指すことは、悪いことではないですが、中にはエンジニアについてよく理解しないまま、就職・転職をしようとする人もいます。
そういう人は、必ず後で痛い目に遭います。
さらに周りのエンジニアから冷たい目で見られることもあります。
口には出しませんが、
「お前、エンジニアを舐めるなよな」
と思っている現役エンジニアもいます。
友達に冗談で「お前、エンジニア舐めすぎ〜笑」と言われるだけならまだ良いのですが、
それが、採用担当者、同僚、上司だったりすると致命的です。
そこで今回の記事は、「この人はエンジニアを舐めている」と思われないための処世術をお伝えします。
今回お伝えする内容をよく理解して、行動に気をつければ、恥ずかしい思いをせずに1人前のエンジニアになる一歩を踏み出せるようになります。
未経験エンジニアの方、経験が浅いエンジニアの方はぜひご参考ください。
ITエンジニアの現実5選
「エンジニア舐めすぎ」と思われないために、まずエンジニアの現実を知っておきましょう。
5つ紹介します。
プログラミング独学の挫折率は9割
プログラミング独学の挫折率は9割です。
僕も独学で勉強しましたが、まともに勉強できたのはHTML、CSSくらいです。
PHPなども独学しましたが、1冊本を読んで満足していました。(最終的にプログラミングスクールに通い、再度、就職活動をする羽目になりました。)
今振り返ると甘すぎです。エンジニア転職するには甘い。
当時、挫折したと思っていませんでしたが、転職してから自分は甘いことに気づきました。
まだまだ深いところまで勉強しておくべきでした。
プログラミング学習の挫折には2パターンあると思います。
1つは、難しいと感じて、諦めてしまうパターン。
もう1つは、必要な勉強量をせずに、自分はもうエンジニアとして働けると勘違いしてしまうパターン。
後者は挫折していないように思えますが、挫折を先延ばしにしているだけで、必ず壁にぶち当たります。
プログラミングに触れてから1年以内の人は、いくら勉強してもしすぎることはないと心得ておきましょう。
エンジニア転職までに必要な勉強量は下記の記事をご参考ください。
-
長い道のり?未経験からエンジニア転職までのプログラミング勉強時間
広告 この記事を読めば、下記の内容がわかります。 未経験から転職活動スタートまでのプログラミングの勉強時間とやること 転職活動スタートから内定までの活動時間とやること 内定後から入社までの勉強時間とや ...
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未経験エンジニアが採用されにくい(社内で経験1年以下は1割程度)
世間はエンジニア不足です。
「2030年には45万人のIT人材が不足する」と経済産業省も発表をしています。
引用元:IT人材需給に関する調査
エンジニアは不足しているから、エンジニア転職は売り手市場だと安易に考えてしまう人もいるでしょう。
しかし、現実は厳しいです。
エンジニアは確かに不足していますが、「経験のあるエンジニア」が不足しているのです。
「未経験のエンジニア」が不足しているのではありません。
未経験のエンジニアは、それほど需要はないのです。
逆に言うと、経験のあるエンジニアは、かなり需要があります。
とはいえ、未経験者を全然採用しないということもありません。
未経験者は採用コストは安く抑えられますし、入社後、成長して活躍してくれたら、会社に大きな利益をもたらします。
なので、未経験者を採用する企業は必ず存在します。
あるエンジニア採用担当者の話によれば、社内のだいたい1割〜2割は未経験(経験1年以内)になっているそうです。
その割合を超えると、品質が低下するので、すでに未経験者が一定数いる企業は未経験採用はストップしています。
プログラミングスクールを卒業しても初めから優良企業に就職できるとは限らない
「プログラミングスクールで勉強すれば大丈夫だろう」
そんなことを思っている人もいますが、それはまさに
「エンジニア舐めすぎ」
です。
先ほど、独学の挫折率は9割とお伝えしました。
プログラミングスクールに通えば、確かに挫折する確率を減らすことができます。
プログラミングスクールに通えば、挫折率は1〜2割まで減ると思います。(実際にスクールに通って感じた感覚値です。)
とはいえ、スクールに行けば、大丈夫というのは、安易すぎます。
スクールを卒業しても未経験であることは変わりないので、最初から優良企業に就職できるとは限りません。
未経験エンジニアは、仕事をどれでも選べる立場ではないので、最初は、劣悪な環境で、残業も多いかもしれません。
それは覚悟しておきましょう。
ただ、1年目はブラック企業でも良いので就職しましょうというわけではありません。ブラック企業はできるだけ避けましょう。
エンジニアが選んではいけない企業は下記の記事で紹介しているので、参考にしてください。
-
エンジニア転職・就職で選んではいけないブラック企業とホワイト企業の特徴
どうも!プログラミング実務未経験でエンジニア転職をしたことのある、 てぃかし です。 今回は、「未経験のエンジニア転職で絶対に選んではいけない会社あるある」について書きます。 このテーマについては、色 ...
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仕方なくブラックな会社で働くことになったとしても、時間を見つけて勉強していれば、チャンスは必ず来ます。
エンジニア転職しても1年はつらい
エンジニア転職をして1年目は辛いと思います。
わからないことも多いでしょう。
僕は転職して1年目の時は、色々注意されました。
注意されたことは下記の記事でまとめています。
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【恥を晒す】新人&実務未経験エンジニアが半年で注意されたこと14まとめ
今回はこのようなことを考えている人に役立つ記事となっています。 どうも!プログラミング実務未経験からエンジニア転職した てぃかし です。 僕はエンジニアになって、約半年が経ちます。(2020年8月現在 ...
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つらい気持ちの原因は、
- 注意されること
- わからないことが多い状況
この2つです。
でも、これらは仕事をしていれば、多かれ少なかれあるものです。
新しい仕事をするのなら、当然のことかもしれませんが、エンジニアは技術的にどうしてもすぐに越えられない壁みたいなものがあるので、もどかしい気持ちになります。
未経験エンジニアの生存率は4割?
未経験エンジニアの生存率は、個人的な感覚ですが、1年目は4割程度だと思います。
その理由は下記の記事の最後の方に書いています。
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駆け出しエンジニアはなぜ気持ち悪い?5年生存率とつらい現実
今回はこのような疑問を持っている人向けの記事です。 今回は、 駆け出しエンジニアが気持ち悪いと言われる理由 駆け出しエンジニアのつらい現実 駆け出しエンジニアの5年生存率 などについて解説します。 駆 ...
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挫折ポイントは、学習、転職、実務の3つがあります。
一番挫折するのは、やはり学習時期です。独学の人はここで9割消えますからね。
学習さえうまく行けば、転職、実務で挫折することは少ないです。
しかし、この3つのどれかで挫折してしまう可能性はあることは意識しておきましょう。
「エンジニア舐めすぎ」と思われないための処世術
ここからは、「エンジニア舐めすぎ」と思われないための処世術を僕のエンジニア経験から言えることをお伝えします。
ここからは、少しうざいと思われる内容もあるかもしれませんが、ご了承いただけたらと思います。
エンジニア市場の現実を知ること
まず、エンジニアの市場や仕事の現実を知りましょう。
エンジニアの現実とは、本記事の前半でお伝えしたようなことです。
エンジニアとして活躍できるようになれば、将来仕事に困ることはほぼなくなるでしょう。
しかし、そうなるまでには、厳しい現実を乗り越えなければいけません。
その現実を知り、向き合う覚悟をしましょう。
エンジニアを舐めていると思われないためには、この心構えが最も大事だと言えます。
わからないことはまずググる
わからないことはまずググりましょう。(ググる=Googleで検索する)
自分で調べられることは自分で調べ、安易に人に質問しないことです。
自分で調べたらわかることを聞くと、呆れられます。
これはエンジニアでなくても、どんな仕事でもそうですけどね。
自分が調べられることを調べた上で、その調べた経緯を含めて質問するならOKです。
それにエンジニアの技術的なことは聞けばすぐに理解できるものでもありません。
自分で調べて、理解して、初めて自分の知識となります。人から聞いたものは正直あまり身につきません。
なので、エンジニアがエンジニアに質問するときは注意が必要です。
人の時間を奪う行動をしない
人の時間を奪う行動をしないことです。
人の時間を奪う人。
そういった人は主体的でない人に多いです。
言われたことしかやらない人にも多いです。
こういった人は、自分で動こうとしないですから、なんでも人にやらそうとします。
プログラムのバグを修正する際に、バグの原因を追求する前に、誰のせいか、自分のせいではない、といったことに意識がいきすぎて、積極的に業務をしない人がいます。
「このバグは私の担当ではありません(終わり)」
いやいや、そういうことではなく、まずバグを直すことを考えてくださいって話です。
しかも、最近はリモートワークも多いですから、こういったことをされると、何通もチャットを往復しないといけないので、解決がかなり遅くなります。
ちなみに僕は今、ディレクターという立場でも指示を出して仕事をしているので、実際にこういうことが結構あって困っています。
僕は気が長い方で怒らないですが、人によっては、
「エンジニア舐めとんのか!?」
とお怒りになる人もいるので、注意しましょう。
バグのチェックが大変だと思うなら、ChatGPTに手伝ってもらうのもありかと思います。
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ChatGPTの具体的な使い方16選と4つの弱点!AIに負けない人材とは
今回は、このようなことを考えている人向けの記事です。 ChatGPT(チャットジーピーティー)とは、OpenAIが開発した様々な質問に回答することができるチャットボットです。 回答の精度も高く、自然な ...
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エンジニアの報告を心がけよ
エンジニアならではの報告の仕方があります。
システムやサイトの利用者(ユーザー)は、エラーやおかしなところがあったら、
「なんかここ動かないんだけど」
と知らせてくれます。
でも、エンジニアがこんなこと言っていたらどうでしょう?
ここまで読んでくれた人はこう思うでしょう。
「エンジニア舐めとんのか?!」
って。
エンジニアは、それを解決するのが仕事です。
問題を発見するだけの仕事ではありません。
テストエンジニアといったポジションもありますが、テストエンジニアであっても、そのような報告はナンセンスです。
エンジニアなら、その問題が起こっている、理由、原因、場所、を報告し、そして解決策の提案をするところまでが報告です。
考えて全くわからないのなら、仕方ありませんが、わかることならしっかり報告しましょう。
エンジニアの報告力については下記の記事でも触れているのでご参考ください。
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新人エンジニアの一年目の目標とできるようになるべき8項目と勉強すること
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インフルエンサーの意見は話半分に聞いておく
エンジニア系のインフルエンサーの意見を鵜呑みにすることも、エンジニアを舐めていると思われる要因になります。
特にベテランエンジニアは、エンジニアの情報発信をしているインフルエンサーを嫌う人が少なからずいます。
インフルエンサーはポジティブなことを発信することが多いからです。
その意見を鵜呑みにして、「エンジニア楽勝」と思ってしまう人がいます。
やる気が上がるのは良いことですが、インフルエンサーの言っていることが全てだとは思わず、地道に努力する姿勢でいることが大事です。
経験1年未満の間は帰っても勉強
少なくとも経験1年未満の間は、業務外でも勉強することを覚悟しましょう。
勉強していることをわざわざ公言する必要はありませんが、経験1年未満で勉強していないことがバレると
「エンジニア舐めとんのか?」
と思われるので、頑張りましょう。
勉強内容は、業務に関係あることでOKです。
業務で開発中のコードを眺めたりするのも良いです。
勉強自慢より、成果物の自慢を
「勉強してます!」と言っても、それだけでは不十分です。
エンジニアなら成果物を作りましょう。
業務時間外で何か作ってみて、周りのエンジニアに共有してみるのも良いでしょう。
「エンジニアとして頑張ってるな!」
と思われるでしょう。
エンジニアであることに誇りを持とう
色々と書きましたが、最後にお伝えしたいのは、エンジニアであることに誇りを持つことです。
エンジニアはビジネスの現場で必要不可欠な存在で、需要も高いです。
しっかりと経験を積めれば、年収も他の職種と比べて上がりやすいです。
個人的には、会社内で最も重要な職種だと思っています。
それくらいエンジニアという職種に誇りを持っていれば、知識も技術も向上していくことでしょう。
エンジニアになろうと思う前に…
新しいことを始める時には必ずと言っていいほど、否定する人や馬鹿にする人が出てきます。
「エンジニア舐めすぎ」と言う人もいれば、「未経験からエンジニアはやめとけ」と言う人もいます。
「未経験からエンジニアはやめとけ」と言われる現実・理由については下記の記事をご参考ください。
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エンジニアを舐めずに人の意見を積極的に聞くことも大事です。↑このようなエージェントサービスに登録することは未経験エンジニアにとってプラスになります。
プログラミングスクール選びで迷っている人は、下記の記事を読むことをおすすめします。
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