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- Web3分野でエンジニアとして働きたい!
- Web3開発の仕事内容ってどんなの?
- Web3エンジニアになるのに必要なプログラミング言語は?
- Web3関連の求人を探してみたい。
今回はこのようなことを考えている人向けの記事です。
どうも!Web3興味津々のエンジニア てぃかし です!
世の中の技術は次々と新しくなり、それに伴い、新しい仕事が増えています。
「Web3」という分野も仕事が誕生し始めています。
新しい分野なので、将来性があると考えて、Web3関連の仕事ができる企業に就職・転職しようと思う人もこれから多くなるでしょう。
Web3関連のサービスを構築するなら、企業は特にエンジニアが必要になります。
企業も、エンジニアも、Web3はこれから注目すべき技術になります。
今回は、そんなWeb3の求人内容や応募に必要なプログラミング言語・技術などについて解説します。
Web3エンジニアとは?
Web3(Web3.0)とは、次世代のワールドワイドウェブのことです。
こちらの記事(NFTサービスを導入・開発するエンジニアに必要なプログラミング言語と技術)でも触れていますが、
Web1.0は1995年〜2005年頃で、ホームページやWebサイトが作られ始めました。
Web2.0は2005年〜2018年頃で、SNSや動画がネット上に増えました。
Web3.0は2018年頃〜で、ブロックチェーンの技術を活用した仕組みが誕生しました。
「Webエンジニア」は、WebサイトやWebアプリの開発を行うエンジニアです。
「Web3エンジニア」は、次世代のWEB技術を使って、Web3系のサービスを開発するエンジニアです。(とはいえ、現時点で明確な定義は存在せず、言葉だけが先走りしているような状態です。)
具体的には、ブロックチェーン、NFT、DeFi、メタバースといった技術がWeb3の領域とされています。
それぞれに特化した、ブロックチェーンエンジニア、NFTエンジニア、メタバースエンジニアといったワードもこれから耳にするようになるかもしれません。
この後、いくつか「●●エンジニア」という呼称で紹介しますが、職種としてあるわけではありません。
「●●エンジニア」とは、「●●に関係したサービスやアプリを開発するエンジニア」と考えてもらえたらと思います。
ブロックチェーンエンジニア
ブロックチェーンとは、情報を記録するデータベース技術の一種です。
ブロックチェーンは、決済、証明、契約などの業務の効率化・自動化のために使われています。
ブロックチェーンエンジニアについては、下記の記事で解説しています。
ブロックチェーンエンジニアの年収と将来性は?求人応募に必要な資格や勉強
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NFTエンジニア
NFTとは、ブロックチェーン上に記録される一意で代替不可能なデータ単位です。
NFTのマーケットプレイス、ブロックチェーンゲーム(NFTゲーム)でNFTは使われています。
NFTエンジニアはこういったサービス、ゲームを開発するエンジニアです。
NFTエンジニアについては、下記の記事で解説しています。
NFTサービスを導入・開発するエンジニアに必要なプログラミング言語と技術
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メタバースエンジニア
メタバースとは、コンピュータやコンピュータネットワークの中に構築された、現実世界とは異なる3次元の仮想空間やそのサービスのことです。
メタバースは、コミュニケーション、ゲームの分野ですでにサービスが存在します。
コミュニケーションの分野では、Metaが展開するHorizon Workrooms、ゲームの分野では、フォートナイトやサンドボックスなどがあります。
メタバースエンジニアは、こういったサービス、ゲームを開発するエンジニアです。
メタバースエンジニアについては、下記の記事で解説しています。
メタバース開発が仕事のエンジニアやデザイナーに必要なプログラミング言語とスキル
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DAppsエンジニア
ブロックチェーン、NFT、メタバースなどは最近よく聞く単語だと思いますが、
他にもWeb3技術を語るのに、避けては通れない単語があります。
例えば、「DApps」です。(「ダップス」と呼ばれています。)
DAppsとはDecentralized application(分散型アプリケーション)の略です。
ブロックチェーンの技術を利用しているアプリのことです。
DeFi(分散型金融)、GameFi、SocialFiなど、金融系のサービスで使われます。
DAppsは例えば、OpenSea、UniSwap、PancakeSwapなどといったものがあります。
OpenSeaは、NFTの売買ができるプラットフォームです。UniSwap、PancakeSwapは、暗号資産を扱う分散型取引所です。
DAppsを開発するエンジニア、いわゆる、「DAppsエンジニア」になるには、NFTや暗号資産の知識も必要です。
DAOエンジニア
DAOとは、Decentralized Autonomous Organization(分散型自律組織)の略です。(「ダオ」と呼ばれています。)
管理者が存在しなくても、事業やプロジェクトを推し進めることができる組織のことです。
トークン(暗号資産)の保有者で組織の意思決定を行います。
株式会社では、株を多く持っている人の意見が強いですが、DAOでは、トークンを持っている人の意見が強くなります。
DAOのシステムを構築するエンジニアも必要になりますので、「DAOエンジニア」と呼ばれるエンジニアが今後出てくるかもしれません。
Web3.0関連の求人数
では、これまで紹介したような仕事・求人はすでにあるのでしょうか?
実際に求人サイト等を調べてみました。
2022年10月現在、リクナビNEXTの全求人数は63,551件となっています。
ITエンジニア向けの求人は、12,236件です。
「ブロックチェーン」関連求人数
キーワードに「ブロックチェーン」と入力し、検索してみると、293件がヒットしました。(全職種対象)
検索候補には、「ブロックチェーン 未経験」「ブロックチェーン ゲーム」などがあります。
「NFT」関連求人数
キーワードに「NFT」と入力し、検索してみると、140件がヒットしました。(全職種対象)
検索候補には、「NFT 未経験」「NFT ゲーム」「NFT マーケティング」などがあります。
「メタバース」関連求人数
キーワードに「メタバース」と入力し、検索してみると、190件がヒットしました。(全職種対象)
検索候補には、「メタバース 未経験」「メタバース ゲーム」「NFT 教育」などがあります。
「DApps」関連求人数
キーワードに「DApps」と入力し、検索してみると、17件がヒットしました。(全職種対象)
検索候補にはまだ何も出て来ませんね。
「DAO」関連求人数
キーワードに「DAO」と入力し、検索してみると、12件がヒットしました。(全職種対象)
検索候補には、「daolaunch」「メタバース dao」などがあります。
Web3のアプリ開発者の仕事内容
では、それぞれどんな開発、仕事内容か見てみましょう。
今回は、エンジニア向けの求人を例として紹介します。(企業名等はわからないよう一部文言は変えています。)
【NFTプラットフォーム開発エンジニア】ブロックチェーン技術で開発
1つ目は、NFTプラットフォームの開発の求人です。
【NFTプラットフォーム開発エンジニア】ブロックチェーン技術での基盤開発
仕事内容:NFTプラットフォームのフロント~サーバーサイドまで開発エンジニアの業務
必要な能力や経験:開発経験3年以上 かつPythonでのシステム開発経験
想定年収:460万円~800万円
こちらの求人は、Pythonでの開発経験が必要で、開発環境は、Solidityも使用されているようです。
ブロックチェーンエンジニア/プロダクト開発
2つ目は、ブロックチェーン事業の設計、開発の求人です。
ブロックチェーンエンジニア/プロダクト開発/フルリモート可
仕事内容:ブロックチェーンを用いた新規事業の設計・開発、実証実験などのブロックチェーン関連プロダクトの受託案件における設計・開発
必要な能力や経験:何らかのシステム開発経験(2年以上目安)。ブロックチェーン等、最新技術にご興味・知見がある方
想定年収:500万円~750万円
こちらの求人は、経験言語については特に指定はないようですが、現場ではEthereumなどEVM互換ブロックチェーンにおける、スマートコントラクト開発でSolidityも使用するとのことです。
【クライアントエンジニア】Unity/メタバース
3つ目は、メタバース関連の求人です。
【クライアントエンジニア】Unity/メタバース/在宅勤務可
仕事内容:VRライブ等のシステム開発や演出制作、その他各イベントで使用するアプリケーション開発など
必要な能力や経験:Unityでの開発経験、5人以上でのチームでの開発経験(1年以上)
想定年収:400万円~700万円
メタバースでは、Unityが開発に使用されることが多いです。
NFT / DAppsエンジニア
4つ目は、NFT、DApps関連の求人です。
【NFT/DAppsエンジニア】リモート可
仕事内容:ブロックチェーンを用いたサーバーサイドアプリケーションの設計/開発/運用、WEB3.0技術を用いたアプリケーション開発
必要な能力や経験:3年以上のUnityを用いたアプリ開発実務経験、Java,Golang,Kotlinのいずれかにおける開発経験など
想定年収:600万円~1,200万円
Web3領域に精通したエンジニア
5つ目は、DAO、ブロックチェーンに関連した求人です。
Web3領域に精通したエンジニア
仕事内容:web3(DAO・NFT)事業における、ブロックチェーン技術を用いたシステム開発/自社プロダクト開発/研究
必要な能力や経験:ブロックチェーンのサービス/アプリ開発経験、Solidityスマートコントラクトの開発経験など
想定年収:550万円~800万円
他のWeb3関連求人を探したい人は、コチラ → Web3求人の探し方・応募方法
Web3エンジニア求人の応募に必要なプログラミング言語
Web3関連の求人を紹介しましたが、Web3以外では使われたことない言語は、Solidity(ソリディティ)くらいです。
Solidityは、ブロックチェーン上で実行されるスマートコントラクトの記述するための言語です。
他には、RustもWeb3分野で使われる言語です。
Rustはブロックチェーンアプリをテストする時に利用されることがあります。
これらの言語は、JavaScriptやC++などに似ている言語なので、JavaScriptやC++の使用経験がある人は、取っ付きやすいと言われています。
求人票に「Solidty実務経験必須」と記載すると、現状、条件に合うエンジニアが減ってしまいます。
なので、「Solidty実務経験歓迎」と記載し、必須の経験言語としては、JavaScript、C++、Go、Pythonといった言語を記載している企業が多い印象です。
Web3のエンジニアコミュニティ「UNICHAIN」とは
Web3について勉強したいなら、Web3エンジニアのコミュニティに参加するのもありです。
例えば、「UNICHAIN」というエンジニアコミュニティがあります。
UNICHAINでは、Web3について、学んだり、実務に近い経験を積むことができます。
プロジェクト型の学習コンテンツを通して、NFTの作成、DAppsの構築、スマートコントラクトやWEB開発なども経験可能です。
学習コンテンツへのアクセスは無料です。
学習プロジェクトを完了したら、その学習歴を証明するためのNFTがもらえます。
また、相互学習のエコシステムに貢献した人に対して独自のコミュニティトークン「$CHAI」がもらえます。
興味のある人は、UNICHAINのサイトを一度、覗いてみると良いでしょう。
Web3求人の探し方・応募方法
Web3関連の求人は、単純ですが、求人サイトでWeb3関連用語で検索をかけて探すことができます。
ブロックチェーン、メタバース、NFTは、それだけの単語では、かなりの多くの求人が表示されるので、検索の仕方はある程度工夫すると良いでしょう。
例えば、
- 「ITエンジニア」のカテゴリに絞った後に、「ブロックチェーン」と検索してみる
- 「Solidty エンジニア」で検索してみる
- 「メタバース フルリモート」で検索してみる
など検索の仕方を変えながら探してみるのがおすすめです。
求人サイトは、正社員、フリーランスで異なります。
正社員エンジニアのおすすめ転職エージェント
正社員で求人を探す人は、下記の求人サイトがおすすめです。
「エンジニア転職」100%自社内開発求人に強い転職エージェントです。
未経験からITエンジニアを目指したい方の特化型就職サポートしているエージェントです。
アーリーステージからレイターステージのスタートアップ企業まで、ご志向性に合わせた企業フェーズの案件をご紹介しているエージェントです。
フリーランスエンジニアのおすすめエージェント
フリーランスで案件を探す人は下記のサイトがおすすめです。
「フリーランス」と「正社員」の良いとこ取りをした働き方を実現する手厚い保障があるエージェントです。
フロントサイド、ゲーム系案件よりも、業務系案件に強みがあるエージェントです。
「トレンド技術を使える募集」や「新しいサービス開発の募集」が多いエージェントです。
上記、自分に合いそうな求人サイトに登録しておきましょう。
フリーランスの中では、MidWorksは保証も手厚く、人気でおすすめです。MidWorksについて詳しく知りたい方は下記の記事をご参考ください。
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そもそもWeb3のことがまだよくわかっていないという人は、勉強をしておきましょう。
Web3エンジニアの求人に応募を考えているなら、まず、すでに世に出ているWeb3サービスを実際に使ってみると良いでしょう。
ブロックチェーン、NFT、メタバース、DeFi、GameFiといったものが利用されているサービスを使ってみるのです。
英語が読める人は、イーサリアムのドキュメントを読んでおいても良いでしょう。
だいたい、Web3のサービスについて理解できたら、興味のあった技術について、Udemyで教材を探して、勉強してみましょう。
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